清瀬市は6月1日、物価高騰の影響を受ける低所得の子育て世帯などを対象に、児童1人当たり5万円の「子育て世帯生活支援特別給付金」を支給した際、一部の世帯で二重に給付される事故が生じた、と発表した。誤給付となったのは30世帯の児童47人分、計235万円。市は誤給付分の返納をお願いするとしている。

 西東京市は長引く物価高騰対策として市民を対象にした電子商品券方式のプレミアム応援カードを販売し、特に若者らに手厚いプレミアムを付与する。高齢者には1枚5000円の応援カードを配布。さらに1人5万円の学生特別給付を今年も続けるほか、国の事業で対象にならない子育て世帯の児童に市が独自で給付する。0歳~18歳対象が目に付く国の制度と併せ、19歳を超える若者世代や高齢者まで、制度の隙間をなくし、切れ目のない生活支援を目指す一般会計補正予算案(第3号)を、6月2日から始まる同市議会第2回定例会に提出する。池澤隆史市長が5月29日の記者会見で明らかにした。

 西東京市の池澤隆史市長は5月24日に開かれた市議会の全員協議会で、新たな統合庁舎を2048年度(令和30年度)を目途に実現する、と表明した。今から25年後になる。6月に市民の意見を聞くパブリックコメントを実施、7月に正式決定を予定している。2年前に市長になって以降、それまでの統合方針の見直しを進め、今回初めて統合時期を表明した。(写真は田無庁舎。右の建物は第二庁舎)

 小平市は5月22日、計画策定や条例制定の市民意見公募手続き(パブリックコメント)で市ホームページに寄せられた意見の把握に漏れがあったと発表した。確認ができた2018年度以降、意見を公募した案件で計23件の把握漏れがあった。

 4月23日投票の統一地方選挙で、東京・多摩地域の20市議会議員選挙の投票率が出揃った。各市選挙管理委員会発表を集約すると、武蔵野市が50.89%、狛江市が50.72%となり、50%を超えたのはこの2市だけだった。40%台が17市、武蔵村山市は39.77%となって唯一40%を割り込んだ。

 昨年12月に行われた西東京市議会議員選挙の詳しいデータを収めた「西東京市における選挙の記録(23)」が4月13日、同市中央図書館に配架、公開された。選挙当日に発表された投票率は全体で38.66%だったが、今回明らかになった年代別投票率の最低は20代の18.77%、最高は60代49.34%となり、その開きは2.6倍。年齢別では24歳が15.74%と最低。最高は71歳の56.13%となり、年齢別の高低差は3.6倍も開いた。

 4月16日告示、23日投開票の小平市議会選挙(議員定数28人)を前に、各市民団体が立候補予定者の演説会の動画配信や公開アンケートを実施し、有権者に対して投票の参考になる情報の提供を試みている。選挙公報やポスター、候補者のチラシでは十分わからない候補者の人となりや政治信条、政策目標などを手作りの方法で伝える試みだ。

 西東京市議会議員選挙でトップ当選した長井秀和さん(52)は12月25日深夜、選挙結果について「1年半、頑張ってきた活動を、しっかり見てもらえた」と語った。今後の議員活動では旧統一協会の被害者救済、(東京都が実施した)英語スピーキングテストなどの課題をあげたほか、西東京市の知名度が上がるイベントに取り組むと語った。主な内容は次の通り。

 西東京市議会議員選挙(議員定数28人)は12月25日に投開票が行われ、芸能界で活躍した無所属の長井秀和氏(52)が3482票を獲得してトップ当選した。自民党は8人、公明党は5人当選したが、自公で計13人どまり。共産党は1人減で3人。立憲民主党は4人全員当選を果たして倍増。西東京・生活者ネットワークの2人も3期目へ。日本維新の会、国民民主党はそれぞれ初議席を獲得した。市長支持派の自公が過半数を割ったこともあって、今後の議会論議は目を離せない状況となった。(写真は、ポスターを指さす家族連れ 12月25日午後4時35分、谷戸第二小学校付近)

 西東京市議会議員選挙の投票が12月25日午後8時に締め切られた。市選挙管理委員会の発表によると、確定投票率は38.66%となり、前回の36.84%より1.82ポイント高くなったものの、任期満了の市議選としては最低だった前回に次ぐ2番目に低い投票率に終わった。(写真は、住吉会館ルピナスの投票所)

 西東京市議会議員選挙の投票は25日午前7時から始まり、午後7時現在の投票率は25.48%、前回比0.27ポイント低となった。期日前・不在者投票は午後8時の確定で算入される。

 西東京市議会議員選挙の投票が12月25日午前7時から始まり、午後3時現在の投票率は16.16%、前回より1.08ポイント低くなった。前回より4175人多かった期日前・不在者投票者数は含まれていない。

 西東京市議会議員選挙の投票が12月25日午前7時から始まった。市選挙管理委員会によると、同日午前11時現在の投票率は5.53%となり前回の6.45%より0.92ポイント低い。当日有権者数は男性8万1325人、女性8万7928人の計16万9253人。投票は午後8時まで市内29カ所の投票所で行われ、即日開票される。

 西東京市議会議員選挙の期日前投票は12月24日午後8時に終了し、19日から6日間で計1万9409人が投票した。当日有権者16万9253人の11.47%。19日から2カ所、22日から追加1カ所の計3カ所で実施された。(写真は、ひばりが丘図書館の期日前投票所)

 西東京市議会議員選挙の終盤戦。街中を選挙カーが走り回り、候補者が駅前で演説する姿も目立つ。議員定数28人、立候補者40人。投票日は12月25日。選びきれないと悩む方に、必要情報をそろえたツールや資料がすでに用意されている。(写真は、投票を呼び掛ける横断幕。ひばりヶ丘駅南口)