多摩六都科学館で昨年12月17日 、対話型のアート鑑賞ワークショップが開かれた。科学館の魅力を知ってもらおうと、構成5市とともに数多く企画されたイベントの一つで、同館、西東京市、市民ボランティア団体「アートみーる」の共催。アートみーるは市内の小学校で対話型の鑑賞授業をサポートする他、地域の活動も続け、今回はメンバーがファシリテーターを務めた。

 12月24日、東伏見公園で元気に遊ぶ子どもたちの脇を抜けて、会場のシェアキッチンPARKSIDE LABO (東伏見公園横研究所) に到着。そこでは、ウクライナとルーマニアのクリスマスパーティーが開催されていた。(写真は、日本語で開会の挨拶をする避難民のエリザさん(中央)、イベントを企画したともこさん(左)、右がノリさん)

 神代植物公園(調布市)の紅葉が見ごろを迎えている。深大寺に近い南側「深大寺門」から入ってすぐの「かえで園」には、イロハモミジやオオモミジなど約45種80本が植えられている。散策路では、深紅、赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑など、豊かな彩りを楽しみながらゆったり歩む人々の姿が見られた。(写真は、晩秋の日差しを浴びて輝く色とりどりの紅葉)

 体験型農園として今年3月にオープンした西東京市の『向台農知園』が、年末の12月22日(木)、「冬至の夜の収穫音楽祭」を市内のコール田無多目的ホールで開催する。ゲストにジャズ・トリオとフルート奏者を迎え、農園の歩みをスライドなどで振り返る一夜。畑を耕してきた市民と農園主らが土の香りとおしゃれな音楽を掛け合わせ、ともに1年の恵みや結んだ縁に感謝するイベントだ。(写真は、農園主の下田将人さんと、農地利用者の兒玉由紀子さん。写真は筆者撮影)

 杏林大学医学部付属病院(三鷹市新川)の第2病棟1階、売店やコーヒーショップなどが並ぶ一角に、ギャラリーアートスペースがある。11月30日まで「日常の中にArtを~病院編~」と題した絵画展が開催中。患者だけでなく、来院する患者家族や病院関係者らにも開かれたスペースだ。(写真は、絵画展「日常の中にArtを」1)

 11月16日、田無神社の二の酉、熊手市に出かけた。ちょうど琵琶が演奏されており、続いて紙芝居の上演も楽しんだ。開運招福・商売繁盛の熊手の売買が成立すると、威勢のよい三本締めが聞こえてくる。黄色く色づいた銀杏を仰ぎながら、黒砂糖入りのミルク珈琲で暖をとった。三の酉が開催される28日(月)には、お囃子やJazz演奏が予定されている。

 普段何気なく見過ごしている街の風景。こんなところにアート作品が? 駅前広場や公園に置かれた彫刻に突然気がついた経験をお持ちの方もいるのではないだろうか。美術館やギャラリーでなく、道路や公園など公共の空間に設置されている芸術作品をパブリックアートという。(写真は、大隅秀雄 《INERTIA(イナーシャ)》 - 風の力や動力を使って動く彫刻 キネティック・アート)

 あれ⁉ キンモクセイの香りがする! 数日前から再びキンモクセイが開花している。居ても立っても居られず、小金井公園まで自転車を走らせた。

 気が付けば9月も半ば。仲秋の名月も間近に迫ったこの時期、キンモクセイが香り、赤や白のヒガンバナも咲き始めた。夕方、外に出ればヒグラシの声が響き、秋の虫も鳴いている。あっという間に季節は夏から秋へ…。 (写真は、夏の終わりに間に合った!)

 今年もまたモッコウバラの季節が巡ってきた。昨年と同じく緊急事態宣言が発動された春の大型連休。多摩湖自転車歩行者道を五日市街道の起点から2キロほど進んだ左側、子どもの遊具がいくつか設置されたあたりに、まっすぐに立つモッコウバラが見える。(写真は、多摩自転車歩行者道の脇にあるモッコウバラ。筆者撮影)

 都立小金井公園の藤が満開を迎えた。公園内には筆者が知る限り3ヵ所に藤棚がある。そのうちの一つ、公園西側、たてもの園広場と宿根草園の間に建つ藤棚は、藤紫色と白紫色の2本の木が棚にそって枝を伸ばしている。ふくよかな花房がこぼれんばかりに垂れ下がり風に揺れていた。(写真は、見頃を迎えた藤紫色と白紫色の藤=筆者撮影)

 「世界自閉症啓発デー」の4月2日、西東京市で共生社会をテーマに活動している市民団体「みんなの西東京」のメンバーが中心となり、「ライトイットアップブルー西東京2021」を開催した。(写真は、ブルーライトに囲まれた「世界自閉症啓発デー」のポスター。筆者撮影)

 少し冷え込んだ朝、真っ青な空に誘われて愛犬とともに小金井公園の梅園へ向かった。満開を見逃してしまうのではと先週からずっと気持ちが急いていた。まだ大丈夫! 白とピンクの梅がほのかな香りとともに迎えてくれた。(写真は、美しい小金井公園の梅林。2021年2月19日午前)

自然がもたらす生きる力 by 卯野右子

 立春を迎えた翌日、光かがやく青空に吸い寄せられて庭にでてみると、マグノリア・ロイヤル(コブシの一種)の蕾が毛羽立ち膨らんでいた。近くの公園でもロウバイが咲き、ウメの花がほころびはじめている。

 

 清々しく澄んだ秋の空気にひときわ香る金木犀。小金井公園江戸東京たてもの園前の両脇に立つ大木2本は、2日に訪れた折には開花が始まっていた。小さなオレンジ色の花から放たれる芳香が周辺を満たしている。