各紙の報道によると、昨年7月、西東京市の中学2年生男子が自殺した事件で、東京地裁立川支部は10月29日、生徒の継父村山彰被告(42)に求刑通り懲役6年を言い渡した。阿部浩巳裁判長は「肉体的、精神的に痛めつけた上、自殺を迫った。非人間的で残酷な犯行というほかない」などと述べ、「自殺しろとは言っていない」との被告の主張を退けた。
西東京市議会の庁舎統合方針特別委員会で10月26日、この間議論された庁舎統合案の整備コストを比較する試算資料が企画部から提出された。市が「方針(案)」として発表した「暫定対応方策」のほか、田無庁舎統合案、保谷庁舎統合案、新たな用地統合案に要する経費がそれぞれ算出されている。
西東京市は10月29日(木)、旭化成建材が過去10年間に施工したくい工事3040件のなかに、市内の「子育て支援施設」1件が含まれていることを明らかにした。施設名は公表していない。同建材や元請け会社が11月13日まで国土交通省に調査報告書を提出する予定なので、結果はあらためて発表するという。
西東京市合築複合化基本プラン策定懇談会の第4回会合が10月19日(月)、田無庁舎5階の会議室で開かれた。「市民会館、中央図書館・田無公民館合築複合化については、時間をかけ慎重に検討することを求める決議」が9月市議会で賛成多数で可決されてから初めての懇談会。会合半ばで今後のスケジュールについて出た質問に答えて、事務局は「これまでは来年1月までに基本プランをまとめる予定だったが、決議を受けて今年度内(来年3月まで)をめどに考えたい」(田中彰文化振興課長)と説明した。座長の伊村則子武蔵野大教授は「私たちは市長の委嘱を受けている独立した会合なので、こちらはこちらで議論して決めていいと思う」などと述べた。
西武新宿線柳沢駅北口にある柳盛会柳沢北口商店街で、店主らが講師となって自らの専門知識などを無料で教えるミニ講座「やぎさわまちゼミ」が17日まで開かれている。10月10日には柳沢駅前接骨院が“小顔矯正”の施術と講義を行なった。顔の輪郭が少々緩み始めた記者にとっては興味津々の講座。早速体験してみた。
地元のイベントに参加した。おもしろくてためになった。その体験を多くの人に伝えたい。どう書いたらいいのだろう-。そんな書き方のノーハウを集めたのが、新聞やテレビの報道記事です。報道文の書き方、取材・執筆に必要なことなど、報道記事の基本を学んでみませんか。少人数限定のワークショップ形式で学び、実際に記事を書いて講師とともに語り合います。>> 詳細
西東京市東伏見にある下野谷(したのや)遺跡の跡地で、10月11日(日)、恒例の「縄文の森の秋まつり」が開かれた。今年は同遺跡が国の史跡指定を受けたこともあって、たくさんの市民、親子連れが訪れた。参加した人たちは、「火おこし」や「勾玉(まがたま)づくり」など、古代縄文人の生活を体験し、楽しい一日を過ごした。
西東京市出身の高校1年生、宮川紗江さん(16歳)が、このほどリオデジャネイロ五輪の出場権を懸けた、第46回世界体操競技選手権大会の日本代表に決まった。10月2日(金)には、都内北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた強化合宿の試技会に臨み、演技の確認をした。世界大会は、10月23日にイギリスのグラスゴーで開幕。11月1日まで行われる。
西東京市に住む外国人を対象にした「日本語スピーチコンテスト」が10月4日、西東京市のコール田無多目的ホールで開かれた。市内に住むさまざまな国の外国人が、日本の生活で感じたこと、驚いたこと、楽しかったことなどを、日本語でスピーチした。
西東京市のひばりが丘団地で、改築中だった交番の工事が今年初めから中断している。建設業者が倒産したのだ。10月半ば、新たな業者の手でほぼ9カ月ぶりに工事が再開される。年明けにも2階建ての新交番がスタートしそうだ。
西東京市の市民会館、中央図書館、田無公民館の3館を、現市民会館の敷地(田無町4丁目)に合築複合化する方針が今春打ち出され、西東京市議会で審議が続いていたが、9月30日(水)に開かれた市議会本会議で、「(3館の)合築複合化は時間をかけ慎重に検討することを求める決議」が賛成多数で可決された。合築複合化計画の審議の遅れは、抱き合わせで提起されてた庁舎統合の方針案にも影響が及びかねないと見られる。