内装も「みんなでつくる」ワークショップスタイルで

 手しごととビジネスのシェア・ワークスペース「Ripple NishiTokyo」(リップル西東京)が3月24日、西武新宿線田無駅南口近くにオープンする。西東京市創業サポート施設開設支援事業による民営施設第1号。登記や郵便物などのプライバシーにも配慮。本気で創業と事業を継続できる場を目指し、いま室内改装など準備に忙しい。

キャンドルに火を灯す親子(田無駅北口広場)

 東日本大震災から7年。「3.11追悼キャンドル」の催しが3月11日夕、西東京市の西武新宿線田無駅北口駅前で行われた。ガラス瓶に入った約300本のローソクが駅前広場の平和のリング脇に並ぶ。やがて通りかかった人びとの手で小さな火が灯る。多くの人たちが次々に手を合わせていた。

車椅子に試乗するA班の中学生

 西東京市柳沢公民館と同市立柳沢中学校は、東日本大震災発生から7年を迎えた3月11日、地域防災講座「中学生と一緒に防災まち歩き~みんなで災害に強いまちをつくる~」を開いた。同校の生徒をはじめ、同公民館周辺エリアにある住民組織や防災関係機関などが参加した。同校を起点に柳沢、新町地域で、車椅子に乗って危険箇所を探したり、目隠しをして歩いたりと、配慮が必要な人の視点に立って防災を学んだ。

 3月6日は「啓蟄の日」だった。幼稚園児の頃、早春を迎えた庭の地面をしばしじっと眺めた。陽当たりのよい場所と日陰の場所では、地面の様相が異なることに気がついた。土中の「世界」はいったいどうなっているんだろうと思った。土や枯れ葉の中の世界を想像した。でも何も見えなかった。… >> 続きを読む

 

 西東京市議会の企画総務委員会(二木孝之委員長)が3月9日に開かれ、市職員退職手当支給条例の改正案が全会一致で可決された。改正案によると、定年退職者らの退職手当は2015年、16年の平均より68万2000円引き下げ、2226万6000円となる。

公園のアプローチで河津桜がお出迎え(3月7日撮影)

 西東京いこいの森公園の桜マップが出来上がった。園内の桜の木が番号入りで地図に記され、写真と説明付きのサクラ図鑑も載っている。

ひばりヶ丘駅北口のバリアフリー化工事が進む(3月3日撮影)

 西武池袋線ひばりヶ丘駅北口の階段、エレベーター、エスカレーターの設置工事が進み、4月末に使えるようになることが明らかになった。現在の北口階段は閉鎖し、8月ごろまでに解体、撤去する。西東京市議会本会議で、丸山浩一市長が田中慶明のりあき氏(自民)らの質問に答えた。

東日本大震災の犠牲者に黙禱する議員ら(西東京市議会)

 西東京市議会(小幡勝己議長)の2018年第1回定例会は3月7日に本会議を開き、歳出歳入を7億6538万円減額して総額718億3980万円とする西東京市一般会計補正予算案を全会一致で可決した。予算の執行状況による減額が多い。国民健康保険特別会計など4特別会計の補正予算案も全会一致で可決した。

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 日本は世界でもトップクラスの長寿国になりました。平均寿命は女性で87歳、男性も80歳を超えています。一方で、『健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間』を健康寿命と言いますが、日本ではこの健康寿命は女性は13年、男性は9年間ほど平均寿命より短くなります。すなわち、男女とも約10年ほど健康ではない期間を過ごしていることになります。 >> 続きを読む

ビールで乾杯。中央手前が講師の萩原さん、西東京空き家会議の若尾さん(右)同会議の中村さん(中央奥) (モデルルームR-ecoハウス)

 市民の立場で空き家対策を進める「西東京空き家会議」は2月26日、同市内の工務店、岡庭建設のモデルルームR-ecoハウスで、「中央線な人から見た西東京市ならではの空き家利活用」というちょっと風変わりなタイトルの会合を開いた。「中央線デザインネットワーク」のプロジェクトなどを手掛ける萩原修さんの講演のほか、座談会も開かれ、参加者約30人がビールを片手に和やかに意見交換した。

新しくなったひばりヶ丘駅南口広場。左手前がはなバス発着場

 西武池袋線ひばりヶ丘駅南口の駅前広場改良工事が2月いっぱいで終わった。歩道はカラーのモザイク模様に変わり、段差も少ない。バスやタクシー、通行人もよどみなく流れ、人と車が縫うように行き交う光景はみられなくなった。

ひばりヶ丘駅の南口駅前交番

 西武池袋線のひばりヶ丘駅南口の駅前交番に移転の動きが表面化した。移設先は現在位置から南へ約300㎡離れた場所という。2月27日の西東京市議会で、丸山浩一市長が田中慶明氏(自民)の関連質問に答えた。

東久留米市からやって来た氷川台自治会長の殿田俊三さん

 西東京市南部地域協力ネットワークと西東京市は2月24日、田無庁舎会議室で、「暮らしに役立つ講演会 地域でつながろう」を開いた。国のふるさとづくり大賞団体賞を受賞した、東久留米市にある氷川台自治会の会長殿田俊三さんを講師に迎え、各自治会長や民生委員など約50人が熱心に話を聞いた。

「にしのわ」センター長の高岡里佳さん(左)と看護師の古澤香織さん

 親を看取って一段落したと思ったら、いよいよ自分の看取りを考える時期になってしまった。人生100年時代と言われるが、「平均寿命」は延びても、健康で自立して生活できる「健康寿命」は、平均寿命より短い。厚生労働省の資料では、平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年差があるとのこと(図1)。つまり、この間は、自立しては暮らせず、誰かしらの助けを必要とするということを意味している。 >> 続きを読む