年末の夕日を写真に収めたいと、東久留米駅2階の富士見テラスに通った。国土交通省の「関東の富士見百景」に選ばれるほどの絶景ポイント。なのに思いと天気は噛み合わない。雨や曇りの日が多かった。たまに晴れても、富士山頂の落日を撮るのに雲が邪魔。その雲に沈む直前の1枚をとりあえず-。

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ブックカフェで飲み物と読書を楽しむ生徒たち(青嵐ブックカフェ提供)

 西東京市の放課後カフェは、中学生の放課後の居場所づくりを目的とし2015年から始まった。地域の大人が中心となり市内公立中学校の校内で開催。いまでは市立中学全9校中7校でカフェが開かれている。生徒は無料で提供される紅茶やコーヒーを飲みながら、ゲームで遊んだり、おしゃべりしたりして自由に過ごす。こうしてカフェは、生徒同士だけでなく、生徒と大人も緩く交わる場になってきた。

西東京市議会

市議会第4回定例会(12月14日)

 西東京市議会(田中慶明のりあき議長)の第4回定例会が12月14日に開かれ、「西東京市のマスコットキャラクター『いこいーな』の政治活動への利用に反省、陳謝を求める陳情」を賛成多数で採択するなどして閉会した。昨年から自民党議員が折々取り上げてきた問題は具体的な事実判断に進み、議場での陳謝を求める内容に踏み込んだ。

西東京市の聖火リレールート(大会組織委員会HPより ©google map)

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は12月17日、東京2020オリンピック聖火リレールートの詳細を発表した。西東京市ルートは2020年7月15日、青梅街道の東伏見交差点をスタート。西武新宿線を越え、田無神社の北参道付近を通過して新青梅街道沿いのけやき小学校までとなった。

(2019年12月12日午後8時、筆者撮影)

 仕事帰り駅からの小径、ふと見上げると澄んだ夜空に高く明るい月。あまりにきれいなので思わずシャッターを押した。冷たい北風の吹く夜、その白銀色のきらめきはいつもより明るく冬の街を照らしていた。12日夜、西東京市の空には、令和元年最後の満月が輝いていた。

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下野谷遺跡をPRするキャラクター像。左から父親「ぎん」、「しーた」、「のーや」、母親「あん」=西東京市の東伏見駅南口(2019年8月撮影)

 西東京市東伏見の東伏見駅前に、市が昨年3月に設置した「縄文モニュメント」がある。台座の上に乗っているのは、縄文人をモチーフにしたキャラクター「しーた」と「のーや」やその一家の像。駅南口側に3カ所、北口側に1カ所ある。縄文時代中期の大集落跡が見つかった東伏見の下野谷したのや遺跡をPRする公式キャラクターだ。

 西東京市議会(田中慶明議長)の議会運営委員会(保谷七緒美なおみ委員長)が12月10日に開かれ、西東京市誕生20周年事業として、小学生向けに議会の仕組みや活動をまとめたパンフレットの作成を決め、初の子ども議会開催も了承した。来年1月に全議員が集まる全体会を開き、趣旨や概要を説明することになった。

 2019年11月、西武新宿線田無駅南口から徒歩3分の場所に、ワーキングスペース「OK西東京」がオープンした。運営するのは「一般社団法人Hag&Yoga協会」。どんな施設かということに加え、「ハグヨガ」と呼ばれている赤ちゃんとお母さんのためのプログラムにも大いに興味をひかれ、オープンに先立って行われたイベントに参加した。(写真は、スタイリッシュな室内)

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展が開かれていた練馬区立美術館(筆者提供)

 キンモクセイの香る秋晴れの10月23日、西東京市立の小学校に通う4年生64人が、練馬区立美術館を訪問した。鑑賞したのは、少し不気味で独特の世界観が魅力の「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展。対話を通してアート作品に触れる「対話による美術鑑賞」事業の校外授業だった。学校を飛び出し本物の作品に出会って、子どもたちは何を感じたのか。

企画総務委員会の中継画面(YouTubeから)

 西東京市議会の企画総務委員会(大林光昭委員長)と文教厚生委員会(藤田美智子委員長)が12月6日に開かれた。企画総務委員会は、都市計画道路などの証明書発行手数料を値上げする西東京市手数料条例の改正案などを可決。文教厚生委員会は福祉事務所の所在地を変更する設置条例改正案など5議案を可決した。この日は常任委員会の初ライブ中継。動画共有サイト「YouTube」で間もなく、録画中継を視聴できるようになった。

 西東京市役所内で、政党機関紙の勧誘、配達、購読料の徴収が行われているのではないかとの指摘に対し、丸山浩一市長は12月4日、「公務員の政治的中立性について誤解を生じさせているのであれば現状を改める必要がある」と述べて、対策を講じる方針を明らかにした。西東京市議会で浜中義豊のりかた氏(自民・無所属)の質問に答えた。

 西東京市議会で12月2日、弦楽アンサンブルによる議場コンサートが開かれた。議会をもっと知ってもらおうと2010年に始まり、今年が8回目。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」に始まり、アンコールは市歌「大好きです、西東京」で締めくくる約45分。磨かれた弦の響きに、約100人の市民が惜しみない拍手を送った。(写真:弦楽アンサンブルの演奏は満場の拍手に包まれた。筆者撮影)

笠雲がかかった富士山(12月1日午後4時30分)

 12月1日夕、小平市鈴木町の自宅マンション5階から西のほうを眺めると、初冬の富士山頂に笠雲がかかり、少し離れたところに吊るし雲がぽっかり浮かんでいた。日が傾くにしたがって、笠雲は富士山が頭に頂くティアラ(頭に付けるアクセサリー)のように金色に輝き、吊るし雲はイルカがティアラ目指して泳いでいく姿に。

ネット中継を待つ委員会室。PC画面にカメラ映像が映っている

 西東京市議会常任委員会の審議が12月6日から、インターネットを通じたライブと録画によって中継される。これまでネット公開している本会議の審議に続き、多くの市民が常任委員会の遣り取りをネットでも視聴できることになる。

 西東京市の下保谷4丁目特別保全地区の旧高橋家屋敷林で11月30日、紅葉を楽しむ会が開かれた。秋晴れの午後、ケヤキやクヌギなどが生い茂る屋敷林は、紅く染まった枝葉を眺めながら、前庭などを散策する市民で賑わった。