東久留米市役所

 東久留米市は3月6日、備蓄していたマスクを市内の医療機関や高齢者・障害者施設に、アルコール消毒液を保育所、幼稚園などに配布すると発表した。各施設が「マスクやアルコール消毒液の確保に苦慮している状況を踏まえ」たという。

 

子どもに歌や物語を送った文化人

 

ケヤキ並木が続く小平霊園の表参道

 今年のお彼岸は3月17日から23日まで。この時期、東京都小平霊園には1日数万人の墓参者が訪れるというが、今年は新型コロナウイルスの影響でどうなるか。イベントや行事が次々に中止となり、各種施設も閉館・休業が続く日々。自宅で鬱々としていても仕方がない。自然豊かな霊園内は散歩や花見のスポットとして親しまれ、多くの文化人や政治家が眠っていることでも知られる。早春のうららかな午後、気分転換に著名人のお墓を訪ねて霊園を散策してみた。

オランダの陸上選手マルレーネ・ヴァンガセウィケさん(リオ・パラリンピック銅メダリスト )が小学校を訪問して子どもたちとスポーツ交流(2019年7月)(西東京市提供)

 西東京市は3月6日、国の共生ホストタウンに登録されたと発表した。共生社会実現に取り組み、オランダのホストタウンとして同国のパラアスリートらを招いて東京オリンピック・パラリンピック大会の気運醸成にも力を入れたことが評価された。

ひばりテラス118も時間短縮

 一般社団法人「まちにわひばりが丘」は3月5日から月末まで、運営するひばりが丘団地の地域コミュニティー施設「ひばりテラス118」の営業時間を午前10時から午後7時までとした。新型コロナウイルス対策のため、従来の午前9時から午後9時までを短縮した。

広い庭とガラス戸が見える学童施設「common」

 新型肺炎対策で学校が臨時休校となり、子どもの預け先に困っている共働き家庭が少なくない。「それなら医師や看護師、保育士らをはじめ、困っている家庭の子どもを無料で受け入れます」と名乗りを上げた民間学童施設がある。西東京市のひばりが丘団地にあるアフタースクール「common」(西東京市ひばりが丘3-2-17)。すでに預かった子どもたちが思い思いに工作したりして過ごしている。

入構禁止となった武蔵野美術大学(写真は武蔵野美術大学提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、武蔵野美術大学が学生のキャンパス入構を禁止したのをはじめ、3月5日までに小平市内の6つの大学では卒業式や入学式など各種行事の中止・規模縮小の決定が相次いでいる。

保谷落語愛好会の落語会

 筆者の富沢このみさんが自宅の隣りに地域の交流スペース「どんぐり」を始めて間もなく5ヵ月になります。隣近所の付き合いが密になり、子供たちも出入りする。落語、麻雀、コンピュータに懇談と会食…。そこから見える地域の実態から、暮らしが育てる地域イメージの更新に迫ります。 続きを読む>>

 

西東京市役所田無庁舎

 西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は3月4日、電車やバスなど公共機関を利用する職員の時差出勤を9日から始めると発表した。市内小中学校の臨時休校で、自宅で過ごせない子供を学校で受け入れる時間は3月6日から、平日の午前8時30分から午後3時までとして、これまでより3時間延長する。

小平市役所

 小平市は3月3日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、業務が急増している子育て支援課と保育課に、休館中の図書館、公民館の職員数人を派遣することを決めた。派遣期間は3月4日から13日まで。

 西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は3月2日、国の要請による市立小中学校の臨時休校で、「保護者にやむを得ない事情」がある小学1~4年生らは学校で受け入れる、と発表した。卒業式は 中学校が3 月19日、小学校が3月25日を予定し、卒業生と保護者、教職員だけで実施する。

ドラッグストアでマスク売り切れ(ひばりヶ丘駅前)(3月1日 梶山るみさん提供)

 新型コロナウイルス感染症。目に見えないこの新型肺炎に、私たちはこの1ヵ月余り翻弄されている。特に2月末から、日常生活が一変した。西東京市内の図書館や公民館が休館し、ほかの公共施設の利用もほぼ全面ストップ。そのうえ国からの「要請」や「お願い」が矢継ぎ早に降りてきて、小中学校も臨時休校となった。常連執筆メンバーにどんな変化が起きたか。周りの何が変わったか。コロナウイルス対応の点描報告です。(編集部)

ひばりが丘団地のカワヅザクラ(2月23日11:00 梶山るみさん撮影)

 カワヅザクラ(河津桜)は、各地でみられるソメイヨシノ(染井吉野)より花の色が濃く、早咲きで知られる。西東京市でもいま、満開を迎えている。いこいの森公園とひばりが丘団地。それぞれ異なるカワヅザクラを2人がみると-。(編集部)