西東京市が「共生ホストタウン」に登録 練馬区、足立区、町田市も

投稿者: カテゴリー: 暮らし文化 オン 2020年3月6日

オランダの陸上選手マルレーネ・ヴァンガセウィケさん(リオ・パラリンピック銅メダリスト )が小学校を訪問して子どもたちとスポーツ交流(2019年7月)(西東京市提供)

 西東京市は3月6日、国の共生ホストタウンに登録されたと発表した。共生社会実現に取り組み、オランダのホストタウンとして同国のパラアスリートらを招いて東京オリンピック・パラリンピック大会の気運醸成にも力を入れたことが評価された。

 東京都では練馬区(エクアドル)、足立区(オランダ)、町田市(インドネシア)とともに登録された。これで東京都の共生ホストタウンは8区市、全国では74自治体になった。

 西東京市は2017年10月にオランダオリンピック委員会・スポーツ連合と連携プロジェクトに調印。その後「Game Changer プロジェクト~パラスポーツで社会を変える~」活動に取り組み、卓球やボッチャ、車いすバスケットなどオランダのパラ・アスリートとともに小中学生や市民との交流を深めるなど、共生社会の実現に取り組み、今年1月、共生社会ホストタウン登録を申請した。

 担当の内閣府内閣官房オリパラ事務局は共生社会ホストタウンの要件として、「ユニバーサルデザインの街づくり」「心のバリアフリー」の取り組みや、東京大会の事後交流も含めた幅広い形での相手国・地域のパラリンピアンと市民との交流、を挙げていた。

 丸山浩一市長は「登録」に際してのコメントを発表し、「オランダのホストタウンに続き、今回の『共生社会ホストタウン』の登録をうれしく思います」と述べ、「これから一層、東京オリンピック・パラリンピック大会以降も、誰もが参画できる地域社会を目指して参ります」としている。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・共生社会ホストタウンに登録されました(西東京市Web
・ホストタウンの推進について(内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局

 

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西東京市が「共生ホストタウン」に登録 練馬区、足立区、町田市も」への1件のフィードバック

  1. 富沢木實
    1

    選手を呼んだりしたことは知っていましたが、西東京市は、「共生社会実現に取り組」んでいるんでしょうかね。

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