1998(平成10)年1月、コミュニティーラジオ局「エフエム西東京」(FM西東京)が田無市(現西東京市)で開局した。四半世紀の間、ボランティア・スタッフたちに支えられながら災害・防災情報をはじめ西東京市を中心とする地元情報を発信するとともに、地域の人と人をつなげる役割を果たしてきた。2018年には「FMひがしくるめ」(現TOKYO854 くるめラ)が開局し、北多摩エリアの情報ネットワークは一気に広がった。

 エフエム西東京(FM西東京)が昨年12月の西東京市議選で立候補者の「政見動画」をYouTubeで配信した取り組みが10月6日、政策本位の政治を目指す活動に与えられる「第18回マニフェスト大賞」の優秀賞に選ばれた。

 FM西東京の「こみゅラジ今日どう?(協働)」と「突撃!! お昼の学校!」の2番組が、12月5日に開かれる総務省の第2回関東放送シンポジウムで取り上げられ、ともに「ラジオによる地域社会への貢献」をテーマに番組関係者が事例報告する。(イラストはFM西東京提供)

 西東京市に住む東日本大震災の被災者が、市民や市職員とともに交流と近況を語るFM西東京の番組「元気か~い 3.11ラジオです」(全4回)が11月12日(土)から放送される。来年2月まで毎月第2土曜日の午前10時から30分間の生番組。スマホでもパソコンでも聞くことが出来る。(番組を企画した市民団体のスタッフ。右から2人目が渡辺美恵さん)

 西東京市は10月30日、首都直下型地震を想定した総合防災訓練を都立東伏見公園を中心に実施する予定です。公園では倒壊建物救出救助訓練や防災展示・体験コーナーが見られるほか、最寄り駅周辺で帰宅困難者対応訓練も想定されています。総合訓練の模様を伝えてきたFM西東京は、今回放送する特別番組に、地域の方々の参加を呼び掛けています。同局の飯島千ひろさんの報告です。(編集部)(写真は、倒壊建物からの救出救助訓練。2016年10月30日、文理台公園)

まちテナショップの前に立つ情報ステーション

 西武新宿線田無駅北口に隣接する駅前情報拠点「まちテナ西東京」がオープンしてから9月4日で5ヵ月になる。地場の魅力的な商品が並ぶショップやFM西東京の公開スタジオのほか、タッチパネル式の情報ステーションも特色あるツール。ひばりタイムスもほぼ3ヵ月、情報発信の一端に参加した。

番組パーソナリティーの中村麻美さん(番組ホームページから FM西東京提供)

 FM西東京が毎週土曜日に放送する情報番組「ウィークエンドボイス」が4月から変わったと聞いたのはいつだったろう。それならと番組を聞いてみた。不思議なコンセプトがあふれていた。早速、取材を申し込んだ。ところが取材当日が近づいたとき、番組に出演して公開取材の形にしてもらえないかとの申し入れ。受けて立ったのが以下の報告だ。出演したのは6月13日。だいぶ時間が経った。しかし番組の変化と不思議の秘密は古びない。その一部始終を大公開しよう。

まちテナ西東京の入口にお祝いの花が並んだ

 西東京市の情報発信拠点となる「まちテナ西東京」が4月4日、西武新宿線田無駅北口の駅舎2階にオープンした。地元の採れたて新鮮野菜やジュースや、主婦向けの生活グッズやかばん、陶器などの商品約100種がおしゃれなボックスタイプの棚に並び、ガラス張りの公開スタジオで丸山浩一市長らがゲスト出演して、賑わい創出を語った。

りそな銀行田無支店の入口左側に公開スタジオなどができる(田無駅北口2階)

 西武新宿線の田無駅2階に今春、西東京市の情報発信拠点がオープンする。コミュニティーラジオ局のFM西東京(鈴木信克社長)が公開スタジオを開設して生放送中心に番組を展開。地元の農産物やオリジナル商品をアンテナショップで販売するなど、西東京市の魅力発信と賑わい創出を図るという。

聞き手のパーソナリティー、原志保さん(FM西東京のスタジオ)

 2018年12月末の市議会議員選挙で初当選した議員は、28人のうち6人。その新人議員たちに、議会と地域の課題を聞くFM西東京とひばりタイムスの共同企画「6人の新人議員たち」が5日から始まります。ひばりタイムスがFM西東京と共同企画を実施するのは初めて。聞き手は、パーソナリティーの原志保さんです。

松岡千里先生(左)と神田美月さん(右)

 主権者教育を実践する武蔵野女子学院中学校・高等学校(西東京市新町1丁目)社会科教諭の松岡千里さんと高校3年生の生徒2人が12月15日(土)、芝久保町のFM西東京生放送番組「ウィークエンドボイス」に出演した。23日投開票の西東京市議会議員選挙を前に新有権者らは、若者の投票意識を上げるには「大人が政治参加して見本をみせてほしい」などと語った。

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 西東京市と災害協定を結ぶFM西東京(84.2MH)は10月21日午前8時55分から、特別番組「西東京市総合防災訓練2018」を訓練メーン会場のいこいの森公園から公開生放送する。

「行政とコミュニティ放送局との連携を後押ししたい」と語る総務省の吉田宏平室長

 コミュニティ放送の推進などを担当する、総務省情報流通行政局 衛星・地域放送課地域放送推進室の吉田宏平室長が1月27日、開局20周年を迎えたFM西東京の生放送番組「ウィークエンドボイス」に出演した。コミュニティ放送(ラジオ)の存在意義や財政支援などについて語った。

 

新店長の草刈洋さん(左)と澤本正雄さん

 ひばりが丘PARCOにこの3月、新店長になった草刈洋さんと、同店の澤本正雄さんが、4月22日(土)、西東京市芝久保町にあるエフエム西東京の生番組「ウィークエンドボイス」に出演した。

 西東京消防署とコミュニティラジオ局のFM西東京(84.2MHz)は、防災の日の9月1日、「震災時における西東京市民等に対する避難情報等の提供に関する協定」の締結式を行った。

【写真は西東京消防署の長沢署長(左)とFM西東京の鈴木社長(右)】

【西東京消防署の長沢署長(左)とエフエム西東京の鈴木社長(右)】