ひばりが丘PARCO新店長 個客に寄り添う店作り

投稿者: カテゴリー: 暮らし オン 2017年4月25日

 

新店長の草刈洋さん(左)と澤本正雄さん

 ひばりが丘PARCOにこの3月、新店長になった草刈洋さんと、同店の澤本正雄さんが、4月22日(土)、西東京市芝久保町にあるエフエム西東京の生番組「ウィークエンドボイス」に出演した。

 草刈さんは、1987年パルコに入社。本社宣伝部、名古屋パルコ、渋谷パルコなどに勤務。昨年8月には、一時休業した渋谷パルコの店次長として、閉店に向けた大規模なプロモーションを展開している。ひばりが丘PARCOでも、オープンした1993年、宣伝部の担当者としてオープニングの広告キャンペーンを手掛けた。

 渋谷店には、観光名所のひとつ「TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオ」などもあり、国内外から来店客が訪れていた。草刈さんは、一時閉店キャンペーンのトータルディレクターを担当。「ラストダンス」をキャッチコピーに掲げ、従業員、テナント関係者、来店客と共に踊りながら終わる、というイメージを作り、最後は東京スカパラダイスオーケストラのゲリラライブを行った。

 番組のパーソナリティが、草刈店長の印象を聞くと、同店3年目の澤本さんは「宣伝を長くやってこられたので、店長はさまざまな切り口で、たくさんのアイデアを出されます。特に販売促進の話は楽しい」と答えた。

 ひばりが丘パルコの店舗は、衣食住のライフスタイルに関わる業種を揃え、エステなどのサービスやカルチャーセンターなどの学習にも力を入れている。
 同店の強みは、毎日来られるお客さまに合わせて、あの方のためにこの商品を用意しようと考える、小売りの原点が残っていること、だそうだ。

 草刈さんは、都心部の店舗とひばりが丘店の違いについて、「都心部は、競合店がひしめいていますが、お客さまは商品がほしいから買いに来られる。ひばりが丘店は、日常ご利用いただくお客さまが多いので、買うだけでは満足していただけないと思う。より丁寧に接する販売員のスキルが求められます」と話した。

 最後に「ほしいものがなくても、入りたくなる店作りが大切。"良質な駅前のコンビニエンス コミュニティセンター"を目指しています。地域の人たちと連動しながらイベントなど開き、これまで以上に楽しいことをやるランドマークになってくれれば」と締めくくった。
(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
ひばりが丘PARCO

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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