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「親の世代がもっと投票へ」 武蔵野女子学院の新有権者ら選挙を語る

By in 選挙 on 2018年12月19日

松岡千里先生(左)と神田美月さん(右)

 主権者教育を実践する武蔵野女子学院中学校・高等学校(西東京市新町1丁目)社会科教諭の松岡千里さんと高校3年生の生徒2人が12月15日(土)、芝久保町のFM西東京生放送番組「ウィークエンドボイス」に出演した。23日投開票の西東京市議会議員選挙を前に新有権者らは、若者の投票意識を上げるには「大人が政治参加して見本をみせてほしい」などと語った。

 同校は高校3年生を対象に、政治や社会参加に必要な判断力を養う「主権者教育」を必修科目として実施している。松岡先生は、「たかが一票されど一票」「おかげさま」「お金の力」をテーマに置き、自らが投じる1票がどのように社会につながるかを視点に国政の仕組み、人権を視点とした雇用問題、社会保障、税金の在り方などを取り上げている。世界経済では貿易ゲームを取り入れ、先進国と途上国のケースを模して商品の売買を体験させ、実在する問題点を考えさせた。

 

 

パーソナリティの中村麻美さん(右)と村山実優さん(左)

 

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、初の選挙となった同市内在住の神田美月さんは、「自分の名前が書かれた投票所入場整理券が届いて投票できるんだあ、と思いました。自分にとって大きな存在の政治。それに関わる議員さんも大きな存在。生半可な気持ちで投票しても大丈夫なのか心配」と胸の内を語った。

村山実優さん

 誰に投票するか投票行動について松岡先生は、「外せないポイントとして政党には注目してほしい。多数決の世界なので何を目指すグループなのかを視点にしていくといい、と授業で生徒には話しています」と説明した。

 17歳で市内在住の村山実優さんは、「どの議員さんが何を公約に掲げているのかをネットで調べたけどあまり出てこなかった。掲載された街頭演説の写真を見ても聞きに来た人は年齢層が高い人ばかり。若者には届いていないと思いました」と話していた。

 何をすれば若者が選挙に興味をもてるか、というパーソナリティの質問に神田さんは、「若者はスマートフォンに触れる時間が長いです。マイナンバー制度を利用して、ネットから気軽に投票できる制度を取り入れると関心をもつようになるのではないか」と答えた。

神田美月さん

 村山さんは、「若者は大人を見ています。親の世代がもっと投票に行くことにより子ども世代も行くと思う。手本になる人がしっかり投票に行くと子ども世代も習慣になるではないかなと思います」と話した。(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
・武蔵野女子学院中学校・高等学校(HP
・FM西東京生放送番組「ウィークエンドボイス」(facebook

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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