西東京市議会は3月30日(月)の本会議で、「いわゆる『慰安婦』問題に関する適切な対応を求める意見書」を賛成多数で可決した。「日本国及び日本人の名誉を早急に回復する」よう国会と政府に求めている。
西東京市議会の第1回定例会最終日の3月30日(月)、「庁舎統合方針検討特別委員会」の設置が本会議の冒頭に決まった。各会派の9議員で構成。「庁舎統合方針(案)に関する事項」を、議会が閉会中でも審議できる。
西東京市議会本会議が3月30日(月)開かれ、2015年度の一般会計予算案や特別会計予算案などが賛成多数で可決された。一般会計予算は762億7100万円、国民健康保険や介護保険などの特別会計を合わせた総額は約1211億5992万円。いずれも過去最高規模となった。
社会福祉法人田無の会(西東京市向台町三丁目)は3月23日(月)までに、法人運営を改めるなどを内容とする報告書を西東京市に提出した。2月末に理事長らが交代し、新体制で再出発することになった。
西東京市の下野谷遺跡が国の史跡に指定されたことを記念する式典が3月22日(日)午後1時から、同市の早稲田大学東伏見キャンパス内の東伏見 STEP22 (79号館)で開かれた。 最初に西東京市の丸山浩一市長らが挨拶。続いて来賓の文化庁記念物課長らが祝辞を述べた。いずれも史跡指定が出発点であり、指定後の保存活用の必要を強調していた。
西東京市の障害者総合支援センター(フレンドリー)の指定管理者になった医療法人(病院)の理事長が、丸山浩一市長の後援会長であることが[2015年]3月20日(金)に開かれた西東京市議会予算特別委員会で明らかになった。丸山市長は「理事長が後援会長だ」と事実関係を認めた。質問した統一会派みらいの桐山ひとみ議員は「法律に違反しないとは思うけれども、政治とお金の問題に厳しい目が注がれているので、誤解を招くようなことは注意して欲しい」と述べた。
3月末で閉校が決まっている西東京市立泉小学校の最後の卒業式が3月25日(水)午前、同校体育館に保護者らも集まって行われた。開校から44年。最後の6年生は卒業証書を受け取り、門出の言葉を述べ、校歌を歌い、在校生が作る花のトンネルを潜り抜けた。
懸案だった西東京市の田無、保谷の二庁舎問題で、市の「庁舎統合方針(案)」が明らかになった。老朽化した保谷庁舎対策として同庁舎機能を再配置する今後約20年間の「暫定的な対応方策」をまず定め、その後に「真の庁舎統合をめざす」など二段構えの内容。西東京市議会開会中の[2015年]3月半ばに、市から各議員に提示された。議会での質疑を踏まえて3月末までに市の「方針案」を決め、4月以降パブリックコメントや市民説明会などを実施した上で、2015年度中に「庁舎統合方針」を決めるという。(写真は、耐用期限が迫る保谷庁舎。西東京市中町1丁目)
全国的な社会問題になっている「開かずの踏切」。東京都でも解消に向けた取り組みが進んでいる。西東京市では[2015年]3月19日、東京都が事業を進める西東京都市計画道路3・2・6号調布保谷線のうち、西武池袋線をくぐる地下トンネルとその周辺1キロメートルが開通し、これに合わせて保谷第5号踏切が閉鎖された。
西東京3・2・6号調布保谷線の「西東京下保谷トンネル」完成を記念する式典が[2015年]3月15日午前、市内下保谷の地下トンネル内で開かれた。同トンネルは市内泉町の保谷庁舎付近から西武池袋線と交差し、下保谷2丁目に至る約1キロの区間にあり、交通開放は3月19日(木)正午から。開放に伴って西武池袋線の保谷-ひばりヶ丘駅間の保谷第5号踏切は閉鎖される。
東日本大震災から4年。震災は現地だけでなく、西東京の私たちにも多くの影響と記憶を残しました。3.11を考えるために、西東京市在住、勤務の5人に、わがまちの震災体験をまとめてもらいました。最終の第5回は、被災後西東京市に自主避難したましこ・りかさん(前・福島県三春町)の「普通に、平穏に、暮らしたい 自主避難者の願い」です。震災の避難者は復興庁によると2月末で約23万人。西東京市には181人が移り住んでいます。(編集部)
西東京市の下野谷遺跡が3月10日、国の史跡に正式指定された。同日付けの官報(号外第50号)に告示された。西東京市が単独で所有する初の国指定文化財となる。(写真は、下野谷遺跡公園の復元住居)
「散歩道」第2回は、東大生態調和農学機構(農場)-田無演習林-いこいの森公園のコースです。萩原恵子さん(屋敷林の会、下保谷の自然と文化を記録する会)の案内を頼りに散歩を楽しんでください。(編集部) >> 第2回