パラアイスホッケー高橋選手を激励 平昌パラリンピックへ最終予選

投稿者: カテゴリー: 文化 オン 2017年9月25日

車いすの高橋和廣選手(右)を激励する丸山浩一市長(中央)

 10月初めにスウェーデンでパラアイスホッケーの平昌パラリンピック最終予選が開催される。出場する日本代表チームの西東京市職員、高橋和廣選手の激励会が9月25日、同市役所田無庁舎で行われた。高橋選手は「前回のソチ五輪に出場できなかったので今回は逃がすことは出来ない。選手一堂強い気持ちで頑張りたい」と決意を語った。

 最終予選は地元のスウェーデン、ドイツ、スロバアキア、チェコ、日本の5カ国が平昌パラリンピック出場の3枠を争う。高橋選手は同市秘書広報課職員。代表チームのオルタネイトキャプテン(副将)としてチームを引っぱり、フォワード(FW)として活躍している。

 丸山浩一市長が「強敵相手でハードルは高いけれども、3位以内の報告を期待しています」と激励。高橋選手が「頑張ります」と力強く宣言すると、見守った市職員から大きな拍手が送られた。

 最終予選は10月9日(現地時間)ドイツ戦から始まり、スウェーデン(10日)、スロバキア(13日)、チェコ(14日)と続く。

 

高橋選手、頑張ろう! オーッ! 高橋選手(前列中央)その後ろが丸山市長

 

 日本チームは2010年のバンクーバー冬季パラリンピック大会(カナダ)で銀メダルを獲得したが、前回の ソチ・パラリンピック最終予選で5位に終わり出場できなかった。

 競技名称は今年7月、国際パラリンピック委員会と日本パラリンピック委員会の決定を受けて「アイススレッジホッケー」から「パラアイスホッケー」に変更された。

 パラアイスホッケーは下肢に障がいを持つ人たちが専用の“そり”に乗り、スティックを両手に持ってプレーする。そりをぶつけ合うなどから「氷上の格闘技」と呼ばれる。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
一般社団法人日本アイススレッジ ホッケー協会

 

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