田無駅北口のイルミネーション点灯(Photo歳時記)
田無駅北口の商業施設「アスタ」で11月18日夕、付近を彩るイルミネーション「イルミスタ2023」の点灯式が行われた。午後5時半まえ、カウントダウンを終え約13万8000球に一斉に灯がともると、詰めかけた大勢の市民らから歓声と拍手が起きた。期間は来年1月31日まで、午後4時30分から午後10時まで点灯する。
1997年から始まり、27回目を迎える今年のテーマは「かける 蝶が舞う希望の架け橋」。大小、色とりどりの光の蝶が、ペデストリアンデッキを中心に、至る所で輝いている。1945年4月の空襲で犠牲となった住民を悼み、駅前ロータリーの広場に建つ「平和のリング」も光の環に変わった。リングの隣りにある「田無戦災記念碑」の上には、白色に輝く曲線に縁取られたハトが1羽、オリーブの枝をくわえて飛んでいる。リング周辺も光の花畑。今年採用した新たなライティングシステムによって、光の絨毯が次々に点滅。七色の虹が波のように押し寄せる。
ARフォトスポットも今年の新しい試み。掲示されたQRコードをスマホで読み取ると、現場の画面の中に、蝶などの映像が現れる。リング下やペデストリアンデッキ、アスタ2階正面入口など、付近の6ヵ所に設置されている。
イルミネーションの景色を写したフォトコンテストが今年も開かれる。テーマは「かける」。SNSのInstagramにハッシュタグ(#アスタイルミスタ2023)を付けて投稿する。締め切りは12月31日。入賞者に買い物券を進呈するという。詳細はアスタのホームページ参照。
点灯に先立って午後5時過ぎから開かれた式典では、アスタ専門店街出店者会の川嶋典恭会長、田無北口商店会の関口豊一会長らが主催者側としてあいさつ。西東京市の池澤隆史市長らが支援の言葉を述べた。
(北嶋孝)
【関連情報】
・イルミスタ2023(アスタ)
・フォトコンテスト(アスタ)
- 情報欄も4月以降の更新停止 - 2024年3月24日
- 『北多摩戦後クロニクル』3月19日発売 「ひばりタイムス」連載記事を書籍化 - 2024年3月8日
- 東京新聞が「ひばりタイムスの10年」紹介 メディアに掲載されたひばりタイムスの活動は… - 2024年2月27日