
ひばりヶ丘駅周辺に雪景色 積雪、除雪、融雪、残雪…
日本列島を襲った大雪は[2018年]1月22日午後から西東京市にも降り積もった。積雪20センチ超。大雪警報は深夜に解除された。一夜明けた23日午前。西武池袋線ひばりヶ丘駅周辺を歩くと、雪がもたらした景色があちこちに見える。そのシーンを写真に収めた。(写真は、お墓に雪の綿帽子=ひばりヶ丘駅北口)
午前9時過ぎ。自宅から外に出ると、路地の両脇は長靴が埋まるほどの雪だった。しかし真ん中に、細く長く道が出来ている。ご近所さんが除雪したのだ。早朝の作業に感謝しながら通りに出ると、お店の前は雪かきの跡がまだらに続いている。2本の筋は車の轍の跡。そこだけ雪が解けていても、あとは滑りやすい雪の塊だった。路地裏には、汚れた雪が山となっていた。
西武線は22日夜からダイヤが乱れ、雪が止んだ23日も運休や大幅遅れなど混乱を引きずった。ロータリーの整備工事が続くひばりヶ丘駅南口はブルトーザーが出動して、路面にこびりついた雪をはぎ取っていた。はなバスは運休。ひばりが丘団地行きのバスも「運休します」と係員がバス停で告げる。
北口では新しい階段、エスカレーター、エレベーターの建設工事が始まっている。鉄骨の雪を払う作業員が忙しい。手前にある未整備の広場には雪が広がっていた。
飲食店が並ぶ路地は人がまばらだった。日が昇り、街が活気づくまでつかの間の休止なのだろうか。そう考えて一瞬立ち止まったら、頭上から濡れた雪が落ちてきた。電線にへばりついた雪が朝日に照らされ溶け始めているのだ。足元に注意しながら、頭上の電線にも気を配らなければならない。降っても止んでも、雪は厄介だ。
(北嶋孝)
【関連情報】
・警報情報(2018-01-22 14:33:46)(西東京市Web)リンク切れ
・警報情報(2018-01-22 23:42:45)(西東京市Web)リンク切れ
・はなバス 降雪に伴う運休(西東京市Web)リンク切れ
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