ねりま健育会病院で新たなコロナ感染18人、計79人 コロナ病床逼迫で陽性患者29人の転院進まず
練馬区大泉学園町の回復期リハビリテーションセンター「ねりま健育会病院」(酒向正春院長)は12月11日、入院患者13人、病院職員5人の18人が新型コロナウイルスに新たに感染したことが判明したと発表した。これで11月末から明らかになった感染者は計79人となった。
同病院によると、感染した79人のうち、入院患者は59人。このなかで29人が転院できていない。東京都の救急病床やコロナ病床の逼迫のためという。「当病院も探しているが、難しい。いまは全職員、全力で治療対応している」という。
練馬区保健所と東京iCDC(感染対策支援チーム)、東京都福祉保健局が12月10日、同病院を訪れて感染防止に努めるよう指導した。4日に続いて2回目の立ち入り調査となった。
(北嶋孝)
【関連情報】
・新型コロナウイルス感染症発生のお知らせ(第六報:12/11 更新) (ねりま健育会病院)
・区内病院における入院患者等の新型コロナウイルス感染について(第4報)(練馬区)
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