練馬区立中学校で集団感染 生徒24人、教職員3人の計27人
練馬区立中学校で新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が発生し、6月23日から25日までは学校閉鎖のうえ全校生徒と教職員にPCR検査を実施。その後も感染者が相次ぎ、6月19日から27日までに生徒24人、教職員3人の計27人に感染が広がった。いまも1年は7月3日まで、2年は7月5日まで学年閉鎖となっている。
発表によると、6月19日に生徒1人、20日に2人の計3人がPCR検査の結果、それぞれ陽性が確認された。いずれも発熱症状があった。その学年の生徒や担任らにPCR検査を実施したところ新たに生徒1人の感染が判明。体調不良などで欠席していた生徒14人、教員1人の感染も分かった。その後も感染が広がり、28日までの集計で1年12人、2年10人、3年2人、教職員3人の計27人の感染が明らかになった。
学年閉鎖中の1年生、2年生の全員は自宅待機し、健康観察を継続している。学校閉鎖の明けた3年生は28日から授業を始めた。保護者には学校の対応を連絡しているという。この中学校の校名は公表されていない。
区保健給食課によると、感染者は入院するなど療養中だが、保健所からの連絡では、重篤な症状の人はいないという。
(北嶋孝)
【関連情報】
・区立中学校における新型コロナウイルス感染の発生および当該校の臨時休業(学校閉鎖)について(第4報)(練馬区)
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