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羽化するセミ

親子でセミの羽化を観察 夜の西東京いこいの森公園で

投稿者: カテゴリー: 文化・スポーツ オン 2021年8月1日

 谷戸公民館主催の「セミの羽化観察会」が7月30日夜、西東京市のいこいの森公園で開かれた。市内から親子15組33人が参加した。参加者はゲリラ豪雨の後、新型コロナの感染対策としてお互いの距離を保ちながら、セミの羽化の神秘的な様子を観察した。(写真は、殻から抜け出ようとするセミ)

 

 「セミの羽化観察会」はセミの生態に関する事前学習とセミの羽化の様子を実際に観察する催し。今回で、4回目を迎える。事前学習では、日本自然保護協会自然観察指導員の大森拓郎さんがセミの種類、特徴などについてプロジェクターを用いて説明した。豊富な写真を用いた詳しい説明に、熱心にメモをとる男の子の姿も見られた。

 

 この催しを企画した谷戸公民館の小野史夫さんは、「昨日、様子を見に行った時には、七夕の短冊のようにあちこちに羽化しているセミが見られた。今日も羽化の様子を観察できればと思う」と挨拶した。「申込30分で定員に達した。50名ほどの申込者にお断りの回答をしなければならなかった」と話し、観察会の人気ぶりについても触れた。

 

谷戸公民館

事前学習を終え、出発にむけてロビーに集まる参加者

小野さんと大森さん

企画した谷戸公民館の小野さん(右)と講師を務めた大森さん(左)

 

 事前学習の後、いこいの森公園に移動し、羽化の観察が始まった。参加者は、AからEの5つのグループに別れ、セミがみつかりやすいとされる場所を捜索。少人数のグループとすることで密集しないよう配慮がなされた。懐中電灯で木の幹や葉の先を照らし、羽化しているセミを見つけては歓声をあげていた。「こっちにいたよ」「かわいい」「写真撮りたい」と声をあげる子供達の側で、神秘的な羽化の様子に見入る保護者の姿も見られた。

 

羽化

枝先で羽化するセミ

 

 夕方から激しい雨がふり、セミの羽化が観察できるか危ぶまれる中での観察会だった。「20年間くらい自然観察を行っているが、今日のようなゲリラ豪雨の後でセミの羽化観察をやるのは初めて。このような状況でも、雨が上がったのを見計って土からでてくるセミは本当に賢い」と大森さんは話していた。
(道下良司)(写真は筆者提供)

 

【筆者略歴】
 道下良司(みちした・りょうじ )
 1983年生まれ。西東京市在住。

 

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親子でセミの羽化を観察 夜の西東京いこいの森公園で」への2件のフィードバック

  1. 1

    道下様へ
    悪天候にも拘らず足を運んで頂き誠に有難うございました。素敵な記事を読ませて頂きました。
    今後とも宜しくお願い致します。

    • 道下良司
      2

      小野様

      コメントいただき、恐縮でございます。
      取材にご協力いただきありがとうございました。
      私もセミの羽化を見るのは初めてでしたので、
      楽しませていただきました。
      ありがとうございます。

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