西東京市の丸山浩一市長は任期最終日の2月17日午後2時半過ぎ、多くの職員に見送られながら田無庁舎をあとにした。2期8年。ともに歩んだ前副市長の池澤隆史氏が先の市長選挙で新市長に決まり、後事を託しての退任となった。
来年2月の任期満了に伴う西東京市長選挙に、前副市長の池澤隆史氏が立候補することになり、12月18日に市内で記者会見が開かれた。池澤氏は「(現市長の)丸山市政が進めた健康応援都市、子どもにやさしいまちづくりの基盤を引き継ぎ、このまちで住み続けたい、住んでよかったと思えるまちにするため、全力で取り組みたい」と基本姿勢を述べた。一緒に会見に臨んだ丸山浩一市長は「2期8年ともに西東京市の発展に尽くし、行政経験豊富な池澤氏を後継者にさせていただきたい」と表明し、今期限りの退任とバトンタッチの意向を明らかにした。(写真は、西東京市長選挙に出馬表明した前副市長の池澤隆史氏)
介護保険料の天引き処理の誤りなどで2件の補正予算案が「採決保留」となっていた西東京市議会で9月18日、丸山浩一市長ら特別職3人の給料月額を5ヵ月間、60~30%減額する条例案が提出、可決された。西東京市始まって以来、最も重い市長らの減給となった。同条例案可決を受けて「採決保留」となっていた一般会計と介護保険特別会計の各補正予算案は、予算特別委員会とその後の本会議でともに可決、成立した。(写真は、頭を下げる丸山市長=前列右と池澤副市長)
西東京市議会の予算特別委員会(藤田美智子委員長)が9月15日に開かれ、冒頭で丸山浩一市長が介護保険料の天引き処理ミスなど一連の「不適切な事務執行」に関してお詫びした上で、「しかるべき責任の取り方を9月18日に示したい」と述べた。木村俊二教育長も発言を求め、議会や市民説明会に提出、配布した資料の誤りなどを陳謝し、同じく「責任の取り方を18日に示したい」と続いた。この18日は一般会計補正予算案や条例改正案などの議決が予定されている。
西東京市の8月分の介護保険料を年金から天引きする際に処理を誤り、約4万2000人に影響が出た問題について、西東京市の丸山浩一市長は8月28日、西東京市議会第3回定例会の冒頭で経緯を報告し、謝罪した。また生活保護の住宅扶助に認定漏れがあり、1年9ヵ月にわたって支給していなかった問題もお詫び。「一連の不適切な事務執行で重大な誤りを重ねた。弁明の余地はない。適切な時期にしかるべき責任の所在を明らかにする」と述べた。後の質疑で「これまで以上の責任をとらせていただく覚悟だ」とも言明した。(「不適切な事務執行」を報告する丸山市長)
西東京市の丸山浩一市長は8月24日、市議会定例会を間近に控えて開いた定例記者会見の冒頭で、介護保険料の天引き処理ミスにより約4万2000人の市民が影響を受けた件について、「あらためて多くの方に(追加)納付をお願いすることになるなど、本当にご迷惑をかけた。行政事務執行の不手際を謝罪したい」と述べた。
西東京市の新型ウイルス感染症対策本部(本部長・丸山浩一市長)は6月30日、西東京市医師会(指田純会長)が市内向台町3丁目の武蔵野徳州会病院(鈴木洋通院長)に開設、運営している「発熱外来」への運営支援を、来年3月31日まで継続すると発表した。当初は6月30日までとしていた。継続理由は「都内の感染者状況を鑑み」としている。(写真は、「発熱外来」を開設した武蔵野徳州会病院)
西東京市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・丸山浩一市長)は5月26日、国の緊急事態宣言解除を受けて、5月31日まで休業としていた市立小中学校を6月1日から再開すると発表した。感染防止対策を取った上で、分散・時差登校や午前授業など4段階に分けて進める。中学校の入学式は6月5日に開く。
市立の小中学校が一斉休校になっている西東京市で、週明けの3月16日(月)から平日午前の2時間、校庭を開放することになった。併せて休止中だった西東京いこいの森公園のボール広場を14日(土)から利用再開する。市コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)が13日に発表した。(写真は、利用できるようになるボール広場)
西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は2月26日、感染拡大を防ぐため、市民を対象とする市の主催行事を原則中止すると発表した。中止となったのは2月27日から3月15日までに予定された計62件。「3月16日以降も状況によって適宜見直す」としている。小中学校の卒業式は実施するが、形態は検討中という。