もったいないを活用 第21回ふれあいバザー開く

投稿者: カテゴリー: 暮らし オン 2017年7月1日

チラシ(クリックで拡大)

 西東京市北町の住民交流施設「ふれあいセンター」で6月25日、”ふれあいバザー” が開かれました。住民が運営母体のセンターが企画する毎年恒例の自主事業です。地域が作り、地域に還元する試みを、ふれあいセンターのボランテイア、小田桐孝子さんに報告してもらいました。(編集部)

 

 

 町を元気に!の試みは今や様々な形で多くの市町村でおこなわれている。ここ北町ふれあいセンターでは6月25日、恒例の第21回ふれあいバザーが開かれ、家族連れやお年寄りから子どもまで多くの参加でにぎわった。

 

手書きのふれあいバザー看板。開始1時間前から長蛇の列ができる

 

 もったいないを活用。地域のみんなが主役のバザーだ。楽しいコミュニケーションの場として、地域の各家庭から提供してもらった品々を中心に、手作り品、洗剤などの家庭用品、飲物など。売り上げはセンター企画の活動で、地域に還元する。

 『“大切な品物みんなで活用”をチラシで呼びかけ、提供していただいてますが、呼びかけ以前から持ってきてくださる方もいらっしゃいます。20年たち、すっかり地域のイベントとなってうれしいですね』とは担当委員のことば。近隣の方々や、小・中学生もお手伝いをしてくれて、会話も弾む。何といってもこれが楽しい。

 

人気の陶器。ああでもないこうでもないと話しながら選ぶのが楽しい

ロビーにはバッグやおたのしみ商品が並ぶ。思わぬ掘り出し物も

ホールでは、衣類関係の日用品。衣替えの季節で冬物も。帽子、エプロン、生地、寝具、キッズコーナーでにぎわう

 

 西東京市の北端・北町ふれあいセンターは市がコミュニテイセンターとして20年前に開設。地域住民で構成されるふれあいセンター協議会が運営にかかわる。地域のサークル等に施設の部屋利用をしてもらう一方、月2回のペースで、ボランテイアが独自の企画を行っている。

 

外の駐輪所はお店に早変わり。マーブルさんの手作りパン、クッキーはすぐに売り切れ。飲物、お菓子は小学生の可愛い売り子さん。ママと一緒に「超楽しい!」。人気の綿あめは今回、人手不足でお休み!

外のテント・均一品は子どもたちも多い。おしゃべりを楽しむ時間の方がメインかも。10円~50円のいろいろな品々が並ぶ。角笛がお気に入りだったお父さん。フラフープは大きすぎて子どもたちの遊び場になっていた。

 

 4大イベントはバザーのほか、秋のふれあい祭り・作品展示会、お正月の餅つき大会、春休み子ども会。いずれも地域密着で常に運営委員の募集を行っている。企画も楽しんで各人得意とするものを提案し、みんなで実施。ここで少年に返ったジイジたちの工作は子どもたちの人気となって、一緒に熱中している。

 ボランテイアによる主な活動を紹介すると、子ども対象の「土曜子ども会」春休み子ども会、夏休み特別工作会。サケの飼育と放流、星空観測会等。福祉部では、シニア対象のわかばの会、いきいき話の集い、輪投げの会など。その他、談話サロンは、主に地域の講師を招いての講演。囲碁、ハイキング、映画会、健康体操、俳句会、写真クラブ。防災部企画の講演会やワークショップ、避難訓練。環境部の企画する柳泉園あるいは水再生センター家族見学会。お知らせは、広報部の『ふれあいニュース』。年6回、市報と一緒に地域の各家庭に配布している。
(小田桐孝子)(写真はふれあいセンター写真部提供)

 

【関連リンク】
・ふれあいセンター(西東京市Web

 

【筆者略歴】
小田桐孝子(おだぎり・たかこ)
 4人の子育てと35年間の仕事を終え(定年退職)、「地域が待ってるよ」との呼びかけをいただいて、子連れ時代からの活動にボランテイア活動がプラス。子育てでお世話になった地域への恩返しの気持ちで、主に子どもの行事に関わっている。よく考えると私自身、また地域のお世話になっているのでした。

 

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