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西東京市民連合結成 野党共闘、統一候補を目指す

By in 催事・集会 on 2018年7月6日

市民連合の経緯や趣旨を報告する世話人の山口あずささん

 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める「西東京市民連合」のキックオフ集会が6月23日、柳沢公民館の視聴覚室で開かれた。「野党共闘を促し、統一候補の実現を目指す」などの「趣旨」と、安保関連法の廃止などを求め、政党、政治団体に働きかける「申し合わせ」を報告。集まった100人を超える参加者の拍手で承認し、司会を務めた世話人の星出卓也さんが市民連合の結成を宣言した。

 世話人の一人、山口あずささんの経過説明によると、昨年秋、選挙を視野に入れた市民連合の立ち上げを考えて最初の集まりを企画したところ、衆院解散となった。このため「拙速を避け」、選挙後に半年余りかけて話し合いを重ねてきたという。

世話人の西田昭司さん

 承認された「趣旨」は、特定秘密保護法、安保関連法、共謀罪など「立憲主義を危うくするような流れ」を指摘し、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こらないよう、平和憲法を未来につなげていく」としたうえで、国政選挙をにらみ「市民と政治家を結ぶプラットフォームとして野党共闘を促し、統一候補を目指します」と結んでいる。

 「申し合わせ」には、政党・政治団体への働きかけ、他の市民団体との連携、イベント集会などの開催、宣伝活動などが盛り込まれている。結成後に挨拶した世話人の一人、西田昭司さんは「市民連合は一致点に基づく個人の集合体です。政党支持の自由を保障し、本気の野党共闘を追求する、今までにない活動です。知恵を出し合い、互いにリスペクトしながら力を合わせましょう」と呼び掛けた。

 政党からは末松義規氏(立憲民主党)、渡辺浩一郎氏(自由党)が挨拶。吉良佳子氏(共産党)はメッセージを寄せた。

国分寺市民連合の増島高敬さん

小平市民連合の軣木嘉久男さん

 近隣市民からの挨拶も続いた。国分寺市民連合の共同代表、増島高敬(たかよし)さんは、2015年夏から安保関連法を取り上げた35回のリレートークを重ねた末に国分寺の市民連合が成立した経緯を話したあと、「憲法改悪の発議をさせない。わたしたちの動きを止めてはならない」と述べ、「国分寺、小平、西東京の市民連合はそれぞれ成り立ちも活動の仕方も違う。すぐ19区の連合体を作るより、連絡し合いながらそれぞれが頑張り、力を尽くしましょう。来年の参院選は、定数6人の東京区で与党側を過半数割れに追い込みたい」と力を込めた。

 小平市民連合の軣木(とどろき)嘉久男(かくお)さんは「沖縄や日米地位協定、原発再稼働の問題もある。ともに頑張りたい」と表明した。

 後半は、武蔵野美術大教授の志田陽子さん(憲法)が「歌でつなぐ憲法の話」のタイトルでマイクを握った。世界の人権や、憲法が作られてきた歴史の積み重ねを振り返るコメントを挟みながら、みずから歌った。「レ・ミゼラブル」に始まり、「Old Black Joe」「Amazing Grace」「朝日の当たる家」「ダニーボーイ」などを取り上げ、DREAMS COME TRUEの「やさしいキスをして」やジョン・レノンの「Imagine」などを2時間近く、沼館千佳子さんのピアノ伴奏で次々に歌い上げた。

 

歌い、語り、憲法の意義を伝える志田陽子さん

 話の中で志田さんは、憲法の意義と役割を川の流れと護岸工事を引き合いに出しながら説明した。「憲法は国民の生活や福祉を向上させるようにコントロールしていく役割がある。川の流れに例えると、そのため上流から下流まで、絶えず護岸工事をしなければならない。川を氾濫させて、戦争や人権侵害を起こしてはなりません」と語った。

 市民連合によると、賛同人はこの日新たに19人が加わって、計105人になった。今後は9月15日に、「くらし」をテーマにした「西東京たうんみーてぃんぐ」を開催するという。
 問い合わせは、電話・Fax. 042-458-0251(星出)まで。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・西東京市民連合(facebook

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