医師、職員、患者ら60人の陰性確認 順天堂練馬病院の新型コロナウイルス感染

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス健康・福祉 オン 2020年7月8日

 順天堂大学医学部附属病院(児島邦明院長)は7月8日、病棟看護師1人が新型コロナウイルスに感染した後を受けて医師や職員らのPCR検査を進め、同じ病棟の医師、職員、入院患者ら60人の検査を実施して全員の陰性を確認した、と発表した。これまで最初の感染者のほか、看護師2人の感染を確認。そのほか病棟の入院患者や看護師ら40人余りが陰性と分かり、看護師計3人以外に陽性は出ていない。

 同病院によると、最初に看護師の感染を確認したのが7月3日。翌4日に濃厚接触が疑われた看護師7人のうち2人が陽性と判明。最初の看護師が担当していた入院患者9人も検査した結果、全員の陰性を確認。6日には当該病棟の看護師、職員30人も陰性。7日は病棟医師、看護師、患者ら60人の検査結果も全員陰性と確認した。これで関係者100人余りを検査した結果、感染者は看護師3人だけだった。

 同病院は「検査は一通り終わった。今後は陰性の結果が出ても、引き続き経過観察して万全を期したい」と話している。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・職員における新型コロナウイルス感染症の発生のご報告(7/8;第4報)(順天堂大学医学部附属病院

 

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