西東京市内の介護老人保健施設職員1人が感染 他の職員ら70人は陰性 新型コロナウイルス
西東京市ひばりが丘3丁目の介護老人保健施設「葵の園・ひばりが丘」の職員1人が新型コロナウイルスに感染したことが7月10日までに明らかになった。感染が分かった後、施設職員ら約70人がPCR検査を受け、全員陰性と判明した。
関係者の話を総合すると、感染したのは施設の入居者をケアする男性の介護職員。7月2日に陽性が明らかになり入院した。多摩小平保健所の指導でその後、同じフロアーで働く看護師、介護職員ら約70人のPCR検査を実施し、9日までに全員が陰性と判明した。入所、通所の家族らに職員が状況を説明した。
同園のホームページには10日夕まで、職員感染についてのお知らせは見当たらない。問い合わせに対し施設側は、感染者が出たことは認めた上で「詳細は話せない。報道は差し控えてほしい」と述べ、説明を避けた。
葵の園・ひばりが丘の定員は入所150床、通所1日50人。医療法人社団「葵会」(新谷 幸義理事長、法人本部・千代田区内幸町1丁目)が運営する介護老人保健施設。葵会グループはホームページによると、各地で病院、介護老人施設、居宅介護支援事業所などのほか、大学や専門学校、保育園など130以上の関連事業所を展開しているという。
(北嶋孝)
【関連情報】
・介護老人保健施設「葵の園・ひばりが丘」(医療法人社団葵会)
・葵会グループ(HP)
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感染したのは「女性の看護師」とありましたが、「男性の介護職員」でした。お詫びして訂正します。確認が不十分でした。(北嶋)