トウモロコシ巨大迷路に約3000人 練馬区外からも親子連れら集まる

投稿者: カテゴリー: 暮らし環境・災害 オン 2020年7月20日

受け付けに長い列ができた(7月19日)

 練馬区東大泉の畑にトウモロコシ1万5000本の巨大迷路が出現して10日間。最終日の7月19日は朝から快晴。閉園時間は午後3時まで延長され、トウモロコシ畑は親子連れで賑わった。期間中は雨に祟られて3日間閉園したが、それでも3000人に上る人たちが迷路探検とトウモロコシ収穫を楽しんだ。

 始まりは7月10日。小雨決行の初日だった。以後、雨か曇りの不安定な天気が続いた。
 人出の第一波は最初の日曜日12日だった。その日は曇りだったのに、それでも近隣から集まる人の波にてんてこ舞い。その後は、園内に入場を待つ人たちが並ぶ即席のスペースを設け、整理券を発行して道路にはみ出さないよう工夫した。

 その後も傘を手放せない不安定な天気が続いた。トウモロコシ迷路を企画した「加藤トマトファーム」代表加藤義貴さんによると、結局3日閉園、1日は雨で入場者がほとんどなく、実質6日間の営業だったという。

 

最終日は、畑のトウモロコシも残り少なくなった(7月19日)

 

 最終日の19日は快晴の日曜日だったこともあって再度の人出。「この日曜の2日間、どちらも1000人は超えたでしょう」と看板を持ち、列の整理に声を枯らすボランティアスタッフが話した。別のスタッフは「練馬区や隣の西東京市、新座市だけでなく、世田谷区などからやって来た人たちもいた」と言う。

 期間中の入場は約3000人に上った。トウモロコシの直販目当ての人もこのほか約1000人いたという。加藤さんは「ともかく、こんなに人が来るとは思わなかった」と驚くほどだった。

 

木陰を求めて、井頭橋のたもとに集まる親子連れ(7月19日)

 

 「来年もやってほしい」と声をかける人も少なくない。加藤さんは「ここの土地は借りているのでいつまでも続けられるかどうか分かりませんが、例年もぜひやりたい。2年は続けたい」と話していた。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・加藤農園とうもろこし迷路(HP
・加藤トマトファーム(HP

 

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