西東京市の公的施設でも感染者相次ぐ 10日~11日で7件8人の発表
新型コロナウイルスの感染が急拡大している西東京市で、市内の保育園、小学校、介護事業所、市役所など公的施設の園児や職員ら7件8人の感染が判明したと、市が8月10日から11日にかけて相次いで発表した。感染判明から発表まで数日かかるケースが多く、担当課は「保健所の調査が手間取って濃厚接触者の確認が遅れている」と話している。
市内の私立認可保育施設の園児1人が5日に陽性判明と10日に発表した。多摩小平保健所の調査の結果、園児と保育職員の濃厚接触者が複数特定されたが、保健所の指示で17日まで自宅待機となり、PCR検査などは実施されていないという。また同日、市職員が6日に陽性が判明したと発表された。30代の都市基盤部の男性職員。保健所の調査の結果、濃厚接触者は特定されなかった。
11日は一挙に5件が発表された。公立保育施設の園児1人の感染が7日に判明。保健所の調査で園児と職員に濃厚接触者が特定され、自宅待機となった。公設民営の介護事業所の90代の利用者が4日に陽性と判明したが、濃厚接触者は特定されなかった。
小学校職員は2校で各1人ずつ6日に陽性と判明。7月末から夏休みに入っていることもあり、「感染拡大の恐れはない」としている。さらに市総務部の50代の男性職員が7日に陽性と判明した。保健所の調査で農国接触者は特定されなかった。
東京都内の8月11日時点の新規陽性者は 4200 人。4日から8日まで5日間連続4000人を超えて以来3日ぶりの4000人台となった。西東京市の新規陽性者は4日時点で60人、5日88人、6日63人、7日73人、8日74人など感染は急速に拡大していた。
(北嶋孝)
【筆者略歴】
・新型コロナウイルス感染症の市内感染者発生状況など(8月11日)(西東京市Web)
・新型コロナウイルス感染症の市内感染者発生の状況について(8月10日)(西東京市Web)
・都内の最新感染動向(東京都)
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公的施設でクラスター発生に至っていないのが救いですね。体温チェック、指手消毒、マスク装着そして3密の回避を徹底すればクラスターリスクは低下する。換気量を確保し部屋に吹き溜まりを作らいよう攪拌扇風機を働かし、Co2モニターで1000ppm以下を常時チェックすればほぼ万全である。公的施設は検温で無症状の利用者をチェックするのでこのような結果が出るのだと推測。
日ごろの行き届いた対応とご苦労が伝わるコメントでした。
状況が落ち着いたら、またゆっくりお話したいと思います。
(北嶋)