
旧市民会館跡地の健康増進施設基本設計が明らかに 西東京市が公共施設部分の備品アンケート開始
西東京市の旧市民会館跡地に建設が決まった民間健康増進施設の基本設計が8月末に出来上がり、市の公共施設部分に収める備品の市民アンケート調査が9月15日から始まった。11月には実施設計をまとめ、来年2月の着工、2024年4月のオープンを目指している。
民間の健康増進施設は4階建て。市が賃借・運営する公共施設は1階と4階に併せて約970㎡を確保した。基本設計では1階の府中道に面した北入口からホールに入ると、地域交流スペースとカフェ&健康レストランが目の前にあり、えほん図書館も隣接。廊下を挟んで学習スペース(約 40㎡)も設けられている。
1階南側に民間の在宅介護施設と健康スタジオが並び、2階は人工関節スポーツクリニックと透析クリニックが予定されている。3階は全て健康センターとなっている。
4階は公共施設スペース。可動間仕切り(スライディング・ウォール)で多目的室が4室確保され(計約360㎡)、ほかに会議室2室(約 50㎡)、防音室(約 50㎡)、倉庫などが配置される。エレベーターは計4基。4階の公共施設にアクセスしやすくなった。
備品アンケートは9月15日から10月12日まで。アンケートは市ホームページに設けられ、多目的室や会議室、防音室や学習スペースに必要な備品をそれぞれ書き込む。いすとテーブル以外は、市民の意見を募って用意するという。
そのアンケートの説明会は9月25日(日)午前10時、28日(水)午後7時からの2回。田無第二庁舎4階会議室で開かれる。両日とも同じ内容で、どちらも2営業日前までに電話で予約する。問い合わせと予約先は西東京市・文化振興課(電話:042-420-2817 e-mail:bunka@city.nishitokyo.lg.jp)まで。
(北嶋孝)(画像はいずれも西東京市提供、写真はノースアイランド舎提供)
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・西東京市民会館跡地新施設の備品に関するアンケートの実施(西東京市Web)
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