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東伏見駅立体交差化で地元商店街が初の会合

投稿者: カテゴリー: 市政・議会交通・道路 オン 2016年11月24日

 

東伏見駅西側の踏切

東伏見駅西側の踏切(筆者提供)

 東京都が今年3月、「新規に着工を準備する区間」と位置付けた、西武新宿線東伏見駅を含む連続立体交差化事業について、地元の商店街「東伏見商栄会」は11月15日、西東京市に声かけして事業説明などを聞く1回目の会合を開いた。

 「連続立体交差化」とは、鉄道を一定区間連続して高架化または地下化すること。多数の踏切が廃止され、交通渋滞や踏切事故が解消され、線路によって分断された地域や道路網が一体化される。

 事業主体となる東京都は2013年、西武新宿線中井駅から野方駅間の事業に着手。今年3月、新たに野方駅から井荻駅間と井荻駅から東伏見駅間の2区間について、社会資本総合整備計画に「新規に着工を準備する区間」として位置付けた。6月には西武鉄道がこの2区間について、連続立体交差化計画を推進していくと発表している。

 

東伏見駅東側の踏切

東伏見駅東側の踏切(筆者提供)

 

 

 11月15日には、東伏見商栄会役員と同市都市整備部、社会教育課、産業振興課の職員、合わせて約30人が参加。職員から事業の概要、東京都の検討状況、他市の事例などの説明を聞いた。

 東京都建設局によると、現在、井荻駅から東伏見駅間について、高架化または地下化するか、施工方法、工事のやり方を比較検討している。鉄道周辺の地形に起伏があるかなどの「地形的条件」、踏切の数などの「計画的条件」、事業費や事業期間などの「事業的条件」の3つの視点から総合的に判断する。事業費は、地下化方式は高架化方式の約1.5倍。一般的には高架化方式が多く採用されている、という。

 東伏見まで立体交差化の対象地域に位置付けられたことについて、都建設局は「東伏見駅周辺も踏切による車の渋滞等が多い、踏切対策の検討対象区間である。特に西武新宿線上石神井駅西側と交差する予定の「都市計画道路幹線街路外郭環状線の2」通称「外環ノ2」が、将来的に整備されるため、一括で工事するのが合理的だと考えた」と説明した。

 東伏見商栄会はこれまでも、鉄道が高架になる場合を想定し、沿線住宅の日影対策として、予想される側道用地にかかる地権者らと話し合いを進めてきた。東伏見地域を地盤とする稲垣裕二市議は、「東伏見駅周辺には、『国史跡 下野谷遺跡』もあるため、連続立体交差化事業は東伏見のまちづくりにも発展する話。市民の方たちに情報を知ってもらいたい」と話していた。
(柿本珠枝)

【関連リンク】
・連続立体交差事業(東京都建設局

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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