三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が西東京市柳沢4丁目に整備してきた「MUFG PARK」が6月26日に一般開放される予定になった。約6ヘクタールの敷地にサッカーやラグビーも出来るグランドや11面のテニスコートなどのスポーツ施設のほか、地域の住民とともに創るコミュニティライブラリー、バーベキュー(BBQ)も楽しめる広い芝生広場など交流の場を備えている。同グループが5月11日、配信したプレスリリースで明らかにした。(写真は、出来上がってきたメインゲート。5月14日)

 下宿コミュニティセンター(以下コミセン)では、3月12日(日)に、西東京レスキューバードさんの助けを得て、防災まち歩きを実施した。主催者として私も参加したので、今回は、その感想をまとめた。

 このところのポカポカ陽気に誘われて、春の息吹を感じてみようと雑木林での散策を思い立ち、武蔵の面影が色濃く残る東久留米市の柳窪地区に出かけた。  柳窪と言えば、市内に残る唯一の萱葺き屋根の古民家・村野家住宅が有名だ。国の登録有形文化財で主屋や付随する門、土蔵、宅地など全体で「顧想園」として保存されている。顧想園の価値や魅力の説明はまたの機会に譲るとして、柳窪とはどんなところかを紹介したい。

 西東京市下保谷地区にある屋敷林と緑地を後世に残そうと活動している「作左衛門の森を愛する会」(伴武彦会長)は3月26日、同地区の屋敷林と緑地をめぐるツアーを実施する。

 東日本大震災から12年たった3月11日、夕闇迫る西東京市の田無駅前で、今年も市民ネット西東京のメンバーによる追悼キャンドルのイベントが行われた。翌12日には東久留米駅前でも追悼のためのキャンドルナイトが行われ、道行く市民らも参加して「フクシマを忘れない」と祈りを捧げた。

 西東京市にある東大生態調和農学機構(通称「東大農場」)の社会連携協議会が市民委員を募集している。任期は2023年4月から2年、人員は約10人。今期の委員は、社会連携の場と想定される南キャンパスのあり方、イベントや市民交流について、機構・行政とともに話し合うという。締め切りは2月28日。

 えのき児童遊園(西東京市 保谷町五丁目)に隣接していた東側の広場が、2022年12月6日から遊園の一部として暫定解放され、遊園が約3倍の広さとなった。12月13日からはキャッチボールなど、種目を限定したボール遊びも可能となっている。暫定解放の期間は2027年度まで4年間の見込み。

 自由学園(東久留米市学園町)最高学部1年の山澤綾乃(あやの)さん、遥乃(はるの)さん姉妹(ともに19歳)が、授業の発表をもとにした冊子「川田文子さんのこと」を、このほど自由学園出版局から刊行した。川田文子さんは、同学園女子部23回生で、第二次大戦中の1944年12月3日、19歳のときに学徒動員で中島飛行機武蔵製作所に勤務中、空襲で死去。そのことを知った2人が漫画と、当時の記録などをまとめ、自分と「同じ女の子、同じ自由学園生、同じ十九歳」だった文子さんらへの思いを込めた。綾乃さん、遥乃さんはインタビューに「ウクライナのこともあり、戦争を考えるきっかけにしてもらえたらうれしい」などと話した。(写真は、冊子を手にする山澤綾乃さん、遥乃さん=左から)

 西東京市内の空家を探している人と所有者を結ぶ情報登録制度「西東京市空家バンク」が12月1日に発足する。空き家の発生を防いで住みよい環境を整備し、生じた空き家を希望者に利活用してもらう仕組み。市が関係団体と連携の上、バンクの創設と運営に乗り出すことになった。西東京市によると、都内では町村部を中心に8自治体が設置。多摩26市では青梅市、国分寺市、狛江市に次ぎ、西東京市は4番目という。(写真は市内の空き家)

 西東京市に住む東日本大震災の被災者が、市民や市職員とともに交流と近況を語るFM西東京の番組「元気か~い 3.11ラジオです」(全4回)が11月12日(土)から放送される。来年2月まで毎月第2土曜日の午前10時から30分間の生番組。スマホでもパソコンでも聞くことが出来る。(番組を企画した市民団体のスタッフ。右から2人目が渡辺美恵さん)

 日本各地の農家を訪ね歩き、「食」の原点である「農」の多彩な姿を浮き彫りにするドキュメンタリー映画「百姓の百の声」の上映が都内で始まった。和食をテーマにした映画「千年の一滴 だし しょうゆ」を撮った柴田昌平監督(西東京市在住)の作品。12月2日までポレポレ東中野で上映される。(映画「百姓の百の声」のポスターから)

 市内の市民団体が中心になって、地球の環境や自然エネルギー、まちづくりなどをテーマに開催してきた「アースデイ西東京」は10月29日から11月27日まで約1カ月間を「アースデイ月間」として、市内各地で「小さな集い」を次々に開催する。29日は西東京いこいの森公園でSDGs(持続可能な開発目標)フォーラムやバザーなどのオープニングイベントが開かれた。30日は北町で「はたけのマルシェ」が続き、多くの市民でにぎわった。(写真は、いこいの森公園で開かれたバザーや古本市)

 西東京市は10月30日、首都直下型地震を想定した総合防災訓練を都立東伏見公園を中心に実施する予定です。公園では倒壊建物救出救助訓練や防災展示・体験コーナーが見られるほか、最寄り駅周辺で帰宅困難者対応訓練も想定されています。総合訓練の模様を伝えてきたFM西東京は、今回放送する特別番組に、地域の方々の参加を呼び掛けています。同局の飯島千ひろさんの報告です。(編集部)(写真は、倒壊建物からの救出救助訓練。2016年10月30日、文理台公園)

 小平市にあった合気柔術の道場跡に土地の提供からデザインまで市民主導でつくるユニークな公園計画が進んでいる。整備費を調達するために市が実施したクラウドファンディングには全国の門人や武術ファンたちから目標を超える寄付金が集まった。地域住民や門人たちは来年度完成予定の公園を「合気の聖地」にしたいと準備を進めている。(写真は日本庭園の趣を残す公園予定地。筆者撮影)

 東日本大震災で起きた東京電力の福島原発事故は被害甚大で、影響は今も続いています。東久留米市在住の兼子義久さんは震災後、現地に通って撮った写真をまとめ、8月19から22日まで小金井市の宮地楽器ホール地下市民ギャラリーで写真展を開きます。個展の準備に忙しい兼子さんに、これまでの取り組みを報告していただきました。(編集部)(写真は、富岡漁港の日の出=富岡町、2021年10月7日撮影)