西東京市と三菱UFJ銀行(千代田区丸の内2丁目)は5月24日、市内柳沢4丁目にある同行所有の武蔵野運動場を改修し、「MUFGパーク」(仮称)として一般利用、地域開放を推進するための「連携・協力協定」を締結した。2年後の2023年6月オープンを目指して今後準備会を設立し、具体的な運営方法などを協議する。(写真は、協定を締結した西東京市の池澤隆史市長(左)と三菱UFJ銀行の山本忠司執行役員・経営企画部長)

 ~さらば谷戸育成場、されど紫草は死なず~

 2017年2月、わたしたちは西東京紫草友の会を発足させ、谷戸公民館の前庭裏手に育成場を設け、絶滅危惧種・紫草栽培をスタートした。栽培を始めてから生育環境があまり恵まれていないことに気づいた。隣接する高層の都営住宅が朝日を遮った。好天の時は頭上から日が射したけれど、午後には西日があたる立地だった。高層ビルと生垣に囲われた谷底のような育成場で4年間、「間借り」なりにも仲間とがんばった。気候不順も影響し、紫草栽培の目標である紫根は太く育たず、背丈も伸びず、ひょろひょろの痩せた姿だった。それでも毎年、愛くるしい発芽を迎えると一同よろこびの声を上げ、数か月後、純白の花が咲くと心が和んだ。(写真は、谷戸公民館前で陽射を浴びるムラサキ)

 三菱UFJ銀行(千代田区丸の内2丁目)は5月6日、西東京市柳沢4丁目に保有する施設「武蔵野運動場」を改修し、図書施設やテニスコートなどを備えた「MUFGパーク(仮称)」として2年後の2023年6月ごろを目指して一般開放すると発表した。郊外の社有地を民間に売却する例は多いけれども、自社施設をリニューアルし、地域との関係づくりを視野に入れて開放する試みは珍しい。地元は歓迎、利用を心待ちにしている。(写真は、北側入口。道路の向かい側が保谷第二小学校)

 西東京市北原町にあるアニメ制作会社「エクラアニマル」(豊永ひとみ社長)の駐車場に、4月26日午前9時30分、マスク・手袋をして大きめのビニール袋とトング(ゴミ用ハサミ)を持った12人が集まった。近くにある谷戸新道約1.5キロの道路両側をゴミ清掃するためで、毎月1回つづけてきて13年になる。コロナで少し途絶えたが、今年1月から復活した。(写真は、成果の前で記念撮影。後列左から2人目が本多さん、その次が豊永さん)

 西東京市東町に住む菊池ゆかりさん宅の庭で3月26日、手作りパンの出張販売を記念する「開店1周年パンまつり」が開かれた。菊池さんの友人、坂口善恵さんが手作りするのは、龍神の塩パンやカンパ―ニュなどこだわりの8種類。予約も含めて早々に売り切れた。おいしいコーヒーもふるまわれた。ボランティアの高校生たちが保育園や施設などに自転車でパンをデリバリー(配達)するなど新しい試みも。ご近所が集い、つながりが広がる「リアル井戸端会議」は午後2時前、にぎやかに終了した。当日の記録係に任命され、カメラをもって参加した筆者、川地素睿の報告です。(写真は、パンまつりでぎわう会場)

 西東京市の下保谷4丁目特別保全地区の旧高橋家屋敷林で4月3日、春の一般開放イベントが行われた。ポランティア団体の高橋家屋敷林保存会と西東京市みどり公園課の共催。穏やかな春の陽気の下、花をつける野草を眺めながら散策する市民で賑わった。(写真は、会場入口。散りかけたサクラは、新緑の若葉と入り交じる)

 西東京市、東久留米市、清瀬市3市の廃棄物を共同処理する一部事務組合「柳泉園」(管理者・並木克巳東久留米市長)で、監査委員の任期切れに気付かず、選任手続きを怠る事態が起きた。3月31日に開かれた組合議会臨時会で、管理者の並木市長の4月の報酬を10%減額、鹿島宗男助役の4月の給料を同じく10%減額する条例案がそれぞれ提案され、可決された。(写真は、柳泉園組合)

 3月7日午後6時20分ごろ、西東京市谷戸町1丁目の住宅街で火災があり、住宅など6棟約320平方メートルを焼いて午後11時48分ごろ鎮火した。このうち3棟は全焼。被災した6世帯17人が近くの谷戸公民館などに避難した。東京消防庁などが出火原因を調べている。

 東久留米市、清瀬市、西東京市の3市の廃棄物を共同処理する一部事務組合「柳泉園組合」(管理者・並木克巳東久留米市長)議会の第1回定例会が2月24日に開かれ、2021年度の一般会計予算案などを可決して閉会した。しかしこの定例会の開催や議事日程が組合のホームページに掲載されず、一般に知らされていなかった。議会中に後藤優子氏(西東京市議)が指摘。事務局側が未掲載を認めて謝った。

自然がもたらす生きる力 by 卯野右子

 立春を迎えた翌日、光かがやく青空に吸い寄せられて庭にでてみると、マグノリア・ロイヤル(コブシの一種)の蕾が毛羽立ち膨らんでいた。近くの公園でもロウバイが咲き、ウメの花がほころびはじめている。

「3.11から10年」表紙

新刊『3.11から10年」の表紙(クリックで拡大)

 東日本大震災から10年。間もなくやって来る「あの日」を控えて、新刊『3.11から10年―東北被災者と西東京市の人びとが紡いだ日々』が発行されました。A4判、70ページ。郷里を離れて西東京市に避難した人たちの声、被災者・被災地をこの間支援してきた西東京市の市民、団体、社会福祉協議会、市職員らの交流と足跡が綿密、丁寧に記録されています。企画編集・発行したNPO法人生活企画ジェフリー理事長の渡辺美恵さんが、本書誕生の経緯や交流の記録を紹介します。(編集部)

 大寒間近の1月16日、西武池袋線東久留米駅西口にある野崎書林の店頭で、地元野菜の販売イベント「農♡愛ランド お野菜いちば」が開かれた。東久留米、西東京、清瀬、東村山の生産者が出店。春咲のクリスマスローズやラナンキュラスが華やかに売場を彩っていた。(写真は、 色とりどりの花が並ぶ書店の店頭)

 東京ガスの企業博物館「GAS MUSEUM がす資料館」(小平市大沼町)で、企画展「渋沢栄一とガス事業―『公益追求』実践の軌跡」が開催されている(1月16日〜3月28日)。約500の企業を育てた「日本資本主義の父」渋沢栄一(1840〜1931年)は、2月から始まるNHK大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公として登場し、2024年から流通する新1万円札の顔としてもお目見えする。企画展はこれまであまり知られていなかった渋沢とガス事業の関わりに焦点を当てている。(写真は、「渋沢栄一とガス事業」展。左は渋沢邸のガス灯頭部)

 気象庁は1月18日、東京の北の丸公園で梅が開花したと発表した。平年より8日早く、昨年より9日早い。西東京市はどうか? 前日午後、いこいの森公園の梅を見ていたので、開花情報に納得した。(写真は西東京いこいの森公園の梅の花。1月17日午後1時50分撮影)

見えなくても大切なもの by 道下良司

 

 人体の皮膚が切り取られ、内臓が見えている表紙のイラスト、どこか怖い印象をうける。「土と内臓」という書名も内容が連想できず、不気味さを感じる。率直な第一印象だ。