野菜を買い求める人が次々にやってきた(ひばりヶ丘駅南口)

 学校給食用野菜の販売会が3月15日午前、西武池袋線ひばりヶ丘駅南口の駅前広場で実施された。地元農家が提供した採れたてのホウレン草とコマツナ各200束、大根50本のほか、長ネギやキュウリも売り場に並んだ。晴天に恵まれて高齢の人たちや若い家族連れが詰めかけ、野菜は早いものは20分、残ったのも1時間40分ですべて売り切れた。

ひばりが丘図書館の臨時受け付け(3月14日午後5時50分)

 コロナウイルス対応で休館中だった西東京市立図書館で、予約した図書の受け渡しが3月13日から始まった。市内の6館とも受け付けに消毒液を用意。中央図書館は初日、予約図書だけで「平常並みの貸し出し数」だった。

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 小平市が毎月2回発行している広報紙「市報こだいら」の「2019年4月20日号(特集:小平の窪地を巡る)」が3月13日、東京都主催の2019年度「東京都広報コンクール」広報紙部門で奨励賞を受賞したと発表された。2年連続3回目の受賞となる。また清瀬市の「市報きよせ」11月1日号も写真部門(一枚写真部)で奨励賞を初受賞した。

放送中のスタジオ。左端がシン☆神山さん、左から3人めが出口みちたかさん

 ラジオで小平市と清瀬市を中心とした情報を発信する新番組「ほくほくラジオ」が、東久留米市のコミュニティーFM局「FMひがしくるめ」でスタートし、3月13日にその第2回が放送された。ラジオを情報発信拠点に行政区域を越えた自治体と民間が手を携え、地域一帯を活性化するユニークな試みだ。

 市立の小中学校が一斉休校になっている西東京市で、週明けの3月16日(月)から平日午前の2時間、校庭を開放することになった。併せて休止中だった西東京いこいの森公園のボール広場を14日(土)から利用再開する。市コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)が13日に発表した。(写真は、利用できるようになるボール広場)

 西東京市議会第1回定例会の本会議が3月12日に開かれ、事業の執行状況などにより歳入歳出から約7億4900万円を減額し、総額を739億3600万円とする2019年度一般会計補正予算案や3特別会計の補正予算案、住民票などの自動交付機の廃止に伴う手数料条例の改正や障害者総合支援センターの指定管理者を医療法人社団薫風会にするなど、計16議案を可決した。

 東日本大震災から9年たった3月11日夕、西東京市、東村山市、清瀬市の市民団体がそれぞれ西武沿線の最寄り駅前で追悼キャンドルの催しを開いた。2015年から6回目のイベント。多くの市民が火を灯し、手を合わせた。(写真:ひたすら祈る。田無駅北口、午後5時55分)

平櫛田中像=小平市小川町の小平市役所南庭園(2019年8月撮影)

 小平市は「彫刻家の街」と言えるのかもしれない。  その筆頭が近代日本彫刻の巨匠とされる平櫛田中ひらくし・でんちゅう(1872~1979年)だ。既に98歳になっていた1970(昭和45)年に小平市学園西町に転居し、107歳で他界するまで住んだ。

木蓮の一種、マグノリアロイヤルが開花した(西東京市新町)

 うららかな陽気となった3月11日、東日本大震災から9年。新型コロナウイルスの影響で政府主催の追悼式は中止となったが、日本のあちらこちらで心を寄せていた人も少なからずいただろう。季節の花々は変わりなく春の到来を知らせてくれる。青空に向かって咲いた白い木蓮の花も、犠牲者を追悼しているかのようだった。(卯野右子)(写真は筆者提供)

フレンドリー

障害者総合支援センター(西東京市田無町4丁目)

 西東京市議会の文教厚生委員会が8月10日に開かれ、市の障害者総合支援センター(フレンドリー)の指定管理者を医療法人社団薫風会(山田病院)とする議案を全会一致で可決した。期間は今年10月から2025年9月末までの5年間。2015年から引き続きの指定となる。

 

墓石が映し出す時代と社会

 

アカマツが見事な小平霊園

 小平霊園の歴史には時代と社会が映し出されている。  東京の人口膨張に伴い多摩霊園、八柱霊園に次いで郊外に位置する第3の公園墓地として戦後に開園した。1961年、墓石を画一化した「芝生墓地」を都立霊園で初開設した理由を「墓地形態においても戦後の民主化に通ずる公平の原則、個人間の格差是正を実現する」などとした(小平霊園管理事務所『開園50周年を迎えて』)。

 新型コロナウイルスの拡大に伴って西東京市内の小中学校が臨時休校となって1週間。学校給食用に栽培した地元産の野菜を、市民に提供する販売会が3月8日午前、田無駅のペデストリアンデッキで開かれた。用意したホウレン草とコマツナは10数分で売り切れ。結局1時間足らずで長ネギを含めすべて完売した。(写真は、野菜が飛ぶように売れた田無駅ペデストリアンデッキの販売会)

発表する佐古田充宏健康部長(右から2人目)ら区側職員(練馬区役所)

 練馬区は3月8日、区役所で開いた緊急会見で、区立障害者福祉施設の職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染したのは50代の女性介護支援員。濃厚接触したとみられる利用者9人はウイルスの遺伝子を検出するPCR検査を実施し、職員4人は自宅待機とした。施設は9日から16日まで臨時休業し、消毒を実施する。感染経路は不明という。

西東京市内の全図書館は3月末まで休館(ひばりが丘図書館)

 西東京市は3月6日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市主催行事の中止期間を3月31日まで延期すると発表した。同時に市の図書館、公民館など公共施設の休止も月末まで延期した。公共施設を拠点にする市民団体らの「活動凍結」は1カ月に及ぶことになった。

西東京市議会の本会議場

 西東京市議会(田中慶明議長)は3月6日、新型コロナウイルス感染防止のため3月9日から12日までの予算特別委員会、常任委員会、本会議などの傍聴を自粛するよう市民らに求める「お願い」をホームページに掲載した。13日以降の会議予定は今後協議する、としている。