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東町テニスコートは10月末まで 利用者説明会は21日も

By in 市政・議会, 芸術・文化 on 2017年7月20日

 

説明するスポーツ振興課の宮坂哲史課長(スポーツセンター会議室)

 西東京市の東町テニスコートが10月末で利用停止になることが、7月20日に開かれた利用者説明会で市から報告された。9月1日から公共施設予約システムで予約できなくなり、年末の解体工事を経て来年1月に地主に返還される。

 東町テニスコートは2面のコートを備え、1994年(平成6年)から利用が始まった。しかし今年2月、土地所有者から2017年度中の返還申し出があって調整が続いていた。スポーツ振興課によると、2015年度の利用者は1万4811人に上る。

 説明に立った同課の宮坂哲史課長が、コート閉鎖に伴う近隣の利用可能施設一覧を提示した。リストアップされた市内の公共施設は芝久保第二運動場(芝久保町5丁目)とひばりが丘総合運動場の2箇所の計9面。三菱東京UFJ銀行武蔵野運動場テニスコート(柳沢4丁目、3面)は(4,7,8月を除く)毎週木曜日のみ利用可だった。
 市内の民間施設は3箇所、都立公園の施設は小金井公園、武蔵野中央公園など4箇所。近隣では新座市4箇所、東久留米市2箇所となっている。

 この日の出席者は十数人だったが、質疑は活発だった。
 「利用しやすく親しまれてきた。利用者にとっても生きがいだった。代替施設ではなく、市内にコート新設の具体案はないのか」「学校のコート、例えば保谷高校のコートを市民と共同利用できないか」「旧保谷地区にテニスコートがなくなる。グループで利用してきたのに、閉鎖を機にテニスを辞めるという人もいる」「旧泉小学校跡地を暫定でも利用できないか」など矢継ぎ早に質問が飛んだ。

 

10月末で終わる東町テニスコート

 

 宮坂課長は「コートがみなさんに愛好されていることはよく分かった。しかし厳しい市の財政状況を考えると、いますぐ新設は難しい」「コート整備費に平成5年(1993年)で5000万円かかった。現在はもっとかかるはず。借り上げでなく土地を購入するとしたら億単位の経費が予想できる。長期的計画的に、公共施設適正配置利用計画のなかで施設問題を検討したい」「保谷高校の件は検討するが、まず市としての案をしっかりまとめる必要がある」「旧泉小跡地計画は(返還申し出前の)1月に決まってしまった」などと答えた。

 下保谷5丁目の溝口仁三郎さんは6月にコート閉鎖の知らせを受けて、学校と市民が共同利用できるコート新設の署名集めを始めた。この日もコート新設を要望して何度も食い下がった。

 会が終わってから話を聞くと、溝口さんは「学校の利用はほとんど午後です。午前中の空いた時間を市民が利用できる。都立高校の校長だったので、学校施設の特徴は分かります。学校と市民の共同利用は可能なんです」と話していた。年齢を尋ねると「91歳です。週2回、東町コートを利用して元気なんですよ」と笑った。

 説明会は7月21日(金)も開かれる。時間は午後7時から。会場は20日と同じ中町1丁目のスポーツセンター会議室。問い合わせは、スポーツ振興課(電話042-438-4081)。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・近隣(テニスコート)施設利用案内(PDF 493KB

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