若者サミットが9月2日スタート 西東京市総合計画後期基本計画に反映

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2017年8月30日

丸山浩一市長(西東京市記者会見)

 まちづくりに若者の意見や要望を反映させようと、西東京市の「まちづくり若者サミット」が9月2日からスタートする。公募による18歳~35歳の17人が参加。来年春ごろまで8~9回の討議を踏まえて提案をまとめ、市民シンポジウムなどでの発表を経て、見直し作業に入った西東京市総合計画後期基本計画に盛り込む。8月28日に開いた西東京市の記者会見で、丸山浩一市長らが明らかにした。

 参加するのは市内在住、在学・在勤の社会人9人、学生8人の計17人。内訳は男性11人、女性6人となった。テーマは「若者が住み続けたいまち、住みたいまち」を予定。9月2日の第1回は実施要領の説明のあと、市内の主な公共施設などを見学する。2回目以降はグループ別テーマ別にワークショップ方式で討議を重ね、まとめた提案を来年6月前後に開く市民シンポジウムでの発表を計画している。

 西東京市総合計画は2014年度から23年度まで10年間のまちづくりを定めた市の最上位計画。2019年度からの後期計画に向けて学識経験者らの審議会を立ち上げ、現在見直し作業に入っている。

 丸山市長は「平成30年(2018年)度中に後期計画を取りまとめる予定だが、ぜひとも若者の声を聞きたいと今回の企画となった」と述べた。飯島享企画部長は「総合計画を作るに当たりこれまで市民意識アンケート調査を実施したが、残念ながら20歳代の回答率は低い。そこで次世代を担う若者の声を聞き、関心を持ってもらうために若者サミットを提案した。議論だけでなく、見直す計画に彼らの声を反映したい」と補足した。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・まちづくり若者サミットの参加者を募集します(西東京市Web
・第2次総合計画後期基本計画の策定に向けて~(仮称)若者サミットを開催~(西東京市Web
・西東京市第2次基本構想・基本計画(西東京市Web

 

 

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