Print This Post Print This Post

3館合築基本プラン策定は来年度へ 丸山市長が市議会全員協議会で表明

投稿者: カテゴリー: 市政・議会 オン 2016年2月15日
maruyama_mayor350_201508IMG_2152

丸山浩一市長

 西東京市の中央図書館、田無公民館を、老朽化の進んだ市民会館と一緒に建て替える3館合築複合化の基本プラン策定は来年度に繰り延べされることになった。丸山浩一市長が2月15日(月)に開かれた市議会全員協議会で「来年度中も引き続き検討する」と述べて明らかにした。
 これに関連して、市役所の二庁舎を一つにまとめる「庁舎統合方針(案)」のうち、耐用期限の迫る保谷庁舎を取り壊して主要機能を移転する先として、田無庁舎敷地に仮庁舎を建設する案を来度中に検討することも明らかにした。これまでは、中央図書館、田無公民館の建物を改修して再配置先にする方針だった。
 また「公共施設の適正配置等を推進するための実行計画」も3館の去就が定まらないため来年度に繰り延べ。今年度末の3月中に決定予定だった3計画がともに年度をまたぐ「重い決断」となった。

 3館の関連団体代表らの「合築複合化基本プラン策定懇談会」が2月5日までにまとめた「提言」は、3館の機能をそれぞれ比重を変えて配分した4案併記。5つある付帯意見の最後に「現在の市民会館の敷地に3館を合築することには基本的に無理がある」などの見解が付記されるなど一本化できなかった。

 

老朽化の進む西東京市民会館

老朽化の進む西東京市民会館。左側が公会堂(禁無断転載)

 

 丸山市長は議員の質疑に答えて「4案になった懇談会の『提言』も市民の声。年末に白紙撤回を求める市民団体とも会って言い分に耳を傾けた。さまざまな声がある中で、最終的には行政の責任で合築の基本プランを作成する」と語った。

 基本プランの方向に関して「『提言』の内容を踏まえつつ、(1969年建築の)市民会館の老朽化をどうするか、3館が入るかも今後の議論のなかで考えたい」と述べて、市民会館の現状に留意しつつ「3館」以外の選択肢に含みを残した。

 丸山市長は「使い勝手のいい施設、次世代に引き継げるような施設を考えてほしいと庁内に指示した」「できるだけ早く結論を得るように努めたい」と話したが「慎重に検討する」とも述べ、決定時期や具体的な策定方法などは明らかにしなかった。

 市議会第1回定例会は2月26日から始まる。この日の表明に関して「施政方針演説などの内容を16日までに各議員に届けることになっている。全議員出席の協議会の場をお借りして、(事前に基本プラン策定などの)見解を明らかにした」と述べた。

 この日の表明は、議場から驚きで迎えられた。質疑に入る前に多くの議員は「重い決断」「決断表明を多としたい」「突然の方針変更」などの言葉を付けていた。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・西東京市合築複合化基本プラン策定懇談会(西東京市Web
・庁舎統合方針(案)の概要(西東京市Web
・公共施設の適正配置等を推進するための実行計画(西東京市Web

(Visited 264 times, 1 visits today)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA