西東京市で最大瞬間風速27.8m 台風21号で市民の死傷なし
台風21号は9月4日夕、西東京市内で最大瞬間風速27.8メートルを記録した。西日本に甚大な被害を与えたが、市内の人的被害は報告されなかった。市危機管理室の坂本眞実室長が5日の西東京市議会開会前、台風被害の概況を議場で報告した。
5日午前6時時点のまとめによると、雨量は田無庁舎で1時間当たり最大16ミリ、24時間雨量は26ミリとなった。芝久保町では同14ミリと32ミリ、保谷庁舎は同20ミリと37ミリ。雨のピークは5日午前3時から4時だった。
最大風速は4日午後6時から7時までの平均7.4メートル、最大瞬間風速は27.8メートルだった。保谷庁舎で観測した。
5日午前8時時点まで、市内の人的被害は報告されなかった。危険通報は計11件あった。内訳は、強風に伴う雨戸、トタン板、アンテナ、外壁の剥離、落下の危険が7件、倒木や電線の巻き込み危険などが3件、電線の垂れ下がりが1件だった。
土嚢の配布要請が4日までに28件あり、382袋を配布した。
(北嶋孝)
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最大瞬間風速を記録したのは「5日未明」とありましたが、「4日夕」の誤りでした。雨量のピークは「5日午前3時から5時」ではなく、「5日午前3時から4時」です。お詫びして訂正します。ともに確認が不十分でした。(北嶋)
しらすぅ