中原小校舎さよならイベント 親父の会など実行委員会が開催

投稿者: カテゴリー: 暮らし子育て・教育 オン 2018年11月6日

親父の会の原田大作さん(右)、パーソナリティの中村麻美さん(左)(写真:筆者提供)

 築59年経った西東京市立中原小学校の校舎建て替えに伴い、11月24日「Re:born中原実行委員会」が校舎さよならイベント「中原小 秋まつり」を開く。実行委員のひとり原田大作さんが11月3日、開催に先立ち、同市芝久保町のFM西東京生放送番組「ウィークエンドボイス」に出演して地域の人へイベントへの参加を呼び掛けた。

 中原小学校では、来年1月から校舎の解体工事が始まり、同じく老朽化したひばりが丘中学校の校舎として先に建設している(仮称)第10中学校を2年間使用し、2021年1月に新校舎が開校される予定。

 実行委員会は、2018年3月、中原小学校施設開放運営協議会、中原小学校PTA、中原小親父(おやじ)の会、ひばりが丘児童センターの有志により発足した。

 

中原小学校校舎を背景に卒業生や在校生、スタッフら集合。9月の夏まつり(写真は原田大作さん提供)

 

 3日当日、親父の会副会長の原田さんは、「59年間学舎として活躍してきた校舎に感謝の気持ちを込めて思い出を作ろうと、実行委員会をつくり校舎さよならイベントを開催することにしました。親父の会は、日頃から通学路のパトロールや実行委員を務める組織のみなさん・地域団体が主催するイベントなどにも参加協力しています。地域の連携は普段からあるんです」と開催のきっかけを話した。

「夏まつり」のちらし(クリックで拡大)

 7月28日には「夏まつり」を実施する予定だったが、台風12号の影響で9月16日に延期。約1200人の卒業生、在校生、恩師、地域の人などが訪れた。

 11月24日午前10時30分から午後2時30分まで、中原小学校体育館、校庭、校舎を使い「秋まつり」が開催される。ひばりが丘中学校吹奏楽部による演奏から始まり、昔の中原小の写真を展示する中原小の歴史写真館、もちつき、地域の人、卒業生限定の懐かし校舎ツアー、恩師による懐かし話し会、ベーゴマなど昔遊びの他、地元で人気の小型のお好み焼き「アミーゴ焼き」なども並ぶ、という。

 原田さんは、「9月の夏まつりで校舎全体を背景に撮影した卒業生、在校生などの集合写真をベースに記念のクリアファイルを作りました。秋まつり当日、1枚150円で販売します。売上の一部は新校舎の記念品として贈呈することを考えています。地域の人が世代を超えて楽しめるイベントにしたいと思います。ぜひご参加ください」と笑顔を見せた。
(柿本珠枝)

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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