同じビルなのに駐輪料金に「差」 併設の保谷駅前図書館と公民館

投稿者: カテゴリー: 文化 オン 2019年6月15日

 西東京市の保谷駅前公民館の利用者が駐輪場に自転車を置いても無料なのに、同じビルに併設の図書館を利用する場合、2時間を超えると100円の駐輪料金がかかる-。西東京市議会で6月10日、こんな「違い」が取り上げられた。

 同じビルに併設された図書館と公民館の利用者が、同じ駐輪場を使っているのに料金が無料と有料に分かれるのはなぜか。一般質問に立った大竹敦子氏(共産)は「理由を教えてほしい」と問いかけた。

 木村俊二教育長の説明によると、同図書館は、西武池袋線保谷駅に直結するビル「ステア」に公民館とともに併設され、2008年(平成20年)6月に開館した。図書館は通勤・通学の利用者が多く、予約資料の受け取りや簡単な調べもの、雑誌やビジネス書、新書を多く揃えた「貸出重視型の図書館」と言う。

 「駐輪場は、同じビルの大型スーパーなどとの共有施設だったため、事業者間で協議し、施設管理者の理解を得て公民館利用者は駐輪カードを発行して料金が免除になった」と木村教育長は説明。しかし公民館は団体利用が多いのに、「図書館は個人利用なので、無料料金時間(2時間)内でおおよその利用が適うと考えられ、減免措置は講じられなかった」と話したうえで、「利用者負担については他市の事例を調査研究したい」と述べた。

 

地下駐輪場の料金表示

駐輪場に自転車がぎっしり

 

 大竹氏は「市内のほかの図書館は長時間利用しても駐輪料金は無料なのに、保谷駅前図書館だけ2時間を超えると有料なのはなぜか。対応を考えてほしい」と訴えた。

 質疑が終わったあとであらためて教育委員会に尋ねた。対応した飯島伸一特命担当部長は「ビルは民間施設で、大型スーパーなどの利用者も含めて、駐輪場は2時間以内なら無料です。公民館の場合は団体利用で、利用時間の一コマが3時間半なんです。2時間に収まらないので、カードを利用して減免の対象になりました」と説明。「利用者から(無料にしてほしいとの)声が上がっていないと聞いています」と話した。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
保谷駅前図書館保谷駅前公民館(西東京市Web)
・ステア(SUTEA)(西東京市報 2008年3月1日号

 

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