
盛り上がった議場コンサート 西東京市議会主催で7回目
西東京市議会(小幡勝己議長)主催の第7回議場コンサートが11月19日、市議会本会議場で開かれた。約100人の市民が集まり、金管アンサンブルの力強い響きに熱い拍手を送った。(写真:力強く、ときに優しい金管アンサンブルの響き。筆者撮影)
演奏したのは、東京ニューシティ管弦楽団の金管アンサンブルのメンバー。トランペット2本にホルン、トロンボーン、チューバの5人編成でまず、「マーチ王」とも呼ばれる米国の作曲家スーザの「ワシントンポスト」で幕開け。各楽器を主役にした曲を披露した後、フランスの作曲家エリック・サティの「ジュ・テ・ヴ」の優しい調べのほか、五木の子守歌や八木節などの日本民謡も取り上げ、「ウェストサイド・ストーリー」から「マリア」を演奏。最後は「聖者の行進」で締めくくった。
予定された10曲が終わると会場は拍手、拍手で大いに盛り上がった。続くアンコールは「ウェストサイド・ストーリー」から「トゥナイト」が演奏された。トランペットの依田泰幸さんの軽快なトークを挟んで、約50分があっという間に過ぎた。
演奏に先立って、主催した市議会の小幡勝己議長が挨拶し「市民のみなさまに議会を身近に感じていただきたいとの思いから議会主催のコンサートを開催して7回目になります。私たち市議会議員はこの本会議場で市の施策、事業、予算をチェックし、さまざまな議論を重ねています。これを機会に議場に足を運び、審議の様子をご覧いただきたい」と述べた。
議場コンサートは2010年11月、浅野髙司議長時代から始まった。第1回は当時、保谷こもれびホールのレジデントオーケストラだった東京ニューシティ管弦楽団のフルオーケストラ演奏だった。以後ほぼ毎年、弦楽四重奏、木管アンサンブル、チェロ、フルートアンサンブルなどの演奏が続いてきた。
(北嶋孝)(写真は、筆者撮影)
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・議場コンサート(西東京市Web)
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