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駄菓子屋ヤギサワベースが移転パーティー 広くなって子どもも増える

新店舗は店内がよく見える(2019年8月31日)

 西東京市の西武柳沢駅北口の駄菓子屋ヤギサワベースが道路向かいに引っ越してから1ヵ月半。新店舗で8月31日夕、移転記念パーティーが開かれた。開店から3年余り。普段は子どもの姿が目立つ店内に、付き合いのあった約40人の大人が入れ代わり立ち代わり現れ、乾杯を重ねて深夜まで賑わった。

 夕方5時すぎ。駄菓子屋「女将おかみ」役の中村麻美さんが「これからも末永くお世話になります」と挨拶。続いて「主人あるじ」役の中村晋也さんが「料理は生春巻きやサンドイッチなど地域のお店の品を集めました。手作りのビールサーバーも持って来てくれた方もいます。食べて飲んで、ゆっくり楽しんでください」と続けた。

 

最初の乾杯は午後5時過ぎ

参加者が増え料理を平らげて記念撮影(8月31日午後7時ごろ、濱口太さん提供)

 

 最初の乾杯時は7、8人だった。30分足らずで10人を超え、3年余りの付き合いで知り合った人たちが入れ代わり立ち代わりお祝いの品を持って現れた。ボランティアつながりの友人知人、カフェや喫茶の経営者、FM局のスタッフ、写真家、経営コンサルタント、タクシー会社社長、大手商業施設の店長などなど。ワインや日本酒の瓶もテーブルに並び、談笑の時が遅くまで続いた。

 最初の店は2016年4月に始めた。しかし子どもが数人入ると身動きできない。しかも仕事場も兼ねている。もっと広い店への移転は懸案だった。といっても、新店舗は元の店の斜向かい。「数メートル移動しただけ。目と鼻の先です」と麻美さんは笑う。倉庫替わりに使っていた向かいの建物を4月に借り受けることになった。内部を改装して7月15日に移転オープンした。

 

種類が多く、どれを買うか子どもも迷うほど(8月9日)

売り場の奥に、居場所のスペース(8月9日)

 広さは「3倍余り」。駄菓子は「品数が200種ぐらいに増えました」と晋也さん。「靴を脱いで店内に入るように変わったので戸惑うかと思ったら、床に座ったり寝転がったりして遊んでますね。おかげさまで、売上げも増えました」と麻美さんもにっこり。

 入口はガラス戸なので、店内は広々して明るい。子どもたちの楽しそうな様子が、外から見える。売り場の奥に、テーブルが2卓ある。普段は子どもがゲームを楽しんだり、親がおしゃべりしたり。まちの「たまり場」になっている。

 

駄菓子屋を切り盛りする中村麻美さん(右)と中村晋也さん(左)(8月9日)

 

 麻美さんはジャズ歌手。地域を中心にライブ活動に忙しい。地元FM西東京のパーソナリティーを務め、そのうえ駄菓子屋の「女将」さん。夫の晋也さんはデザイナー。子育て環境を求めて柳沢にやって来た。在宅の仕事も多く、地域の駄菓子屋を「やりたかった」。「いまは続けることが大事だと思っています」と言う。

 「子どもたちが楽しそうだと、私たちもうれしくなる」と麻美さん。「挨拶する、片付ける。子どもたちには折に触れてそう話しています。口うるさいオジサン、オバサンでいいと思っています」と晋也さん。2人は顔を見合わせてうなずいた。
(北嶋孝)(記念写真以外は筆者撮影)

 

【関連リンク】
・駄菓子屋ヤギサワベース(HP

 

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One thought on “駄菓子屋ヤギサワベースが移転パーティー 広くなって子どもも増える

  1. 1

    遅くなりましたが、修訂正のお知らせです。
    中村麻実さんを本文の最後から2段落目で、「元々ジャズ歌手。いまは『ときどき』」と紹介したら、本人から指摘を受けました。「元々は都内のジャズバーなどで歌っていましたが、現在は、地域密着のジャズバンド『Mami&The Hotstreets』を結成し、市内を中心にライブ活動を行なっています」「以前より歌う活動は増えています」。確認不十分のまま、まとめてしまいました。6日午前9時過ぎに関係箇所を差し替えました。(_ _);(北嶋)

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