2020年度一般会計予算案など可決 性犯罪被害の「実態に即した刑法改正を求める意見書」は全会一致 西東京市議会第1回定例会終わる

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2020年3月27日

西東京市の2020年度予算案が可決された

 西東京市議会第1回定例会の本会議が3月27日に開かれ、総額759億4300万円の2020年度一般会計予算案、国民健康保険など4つの特別会計と下水道事業会計の予算案をいずれも可決した。新型コロナウイルスの広がりによっては今後、歳入や歳出に影響が出る恐れが強まり、先が見通しにくい新年度のスタートとなる。

 一般会計予算案は賛成多数で可決した。賛成したのは自民・無所属9人、公明5人、立憲フォーラム3人、生活者ネット2人のほか、無所属の納田里織さおり氏。反対したのは共産4人のほか、無所属の小峰和美氏、森輝雄氏、田村広行氏だった。後期高齢者医療特別会計予算案も賛成多数で可決した。反対したのは共産の4人。他の予算関連議案は全会一致だった。

 議員提出議案「性犯罪に関する刑法について被害の実態に即した改正を求める意見書」は全会一致で可決した。

 「新型コロナウイルス拡大で落ち込む景気対策のために消費税5%への減税を求める意見書」は賛成少数で否決された。賛成したのは共産4人、生活者ネット2人のほか小峰和美氏と森輝雄氏。「都立病院・公社病院の地方独立行政法人化の中止を求める意見書」も賛成少数で否決された。賛成は共産4人、立憲フォーラム3人、生活者ネット2人、小峰和美氏、森輝雄、納田里織、田村広行氏の計13人だった。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・付議案件・結果(令和2年第1回定例会)(西東京市議会
・議会インターネット中継(西東京市Web市議会

 

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