小平市が児童の保育提供を縮小 施設閉鎖やイベント中止を5月6日まで延長
小平市新型コロナウイルス感染症対策本部は4月8日、児童たちの健康と感染症拡大防止に向けて、学童クラブ、保育所などによる保育の提供を縮小し、5月6日まで利用の自粛を要請すると発表した。
ただし、保護者全員が医療機関や生活必需品販売、ライフライン(電気・ガス・水道)、公共交通、金融機関、官公署などに従事して、家庭で保育に当たる者がいないなど、特別の事情がある場合を除く、としている。
緊急事態宣言の発令を受けて安倍首相は7日、学童クラブや保育所について「感染リスクに十分留意し、規模を縮小して実施する」と述べ、東京都は規模縮小か臨時休業を要請し、「1人親家庭や仕事を休めない家庭の子どもたちは受け入れるようにする」としている。
小平市は市立小・中学校で予定していた週1回程度の登校日は取り止め、教職員は原則的に自宅勤務とし、出勤を要する教職員も原則として時差通勤とする。
4月12日までとしていた屋外施設を含む公共施設の閉鎖・閉館を5月6日まで延長。市主催のイベント(準備作業を含む)の中止・延期、公民館と図書館職員の子ども家庭部への応援派遣の措置も同様に延長する。
また感染症拡大防止に関する東京都からの広報について、4月9日から5月6日まで防災行政無線による放送を1日1回、午前10時ごろに行う予定。
(片岡義博)
【関連情報】
・新型コロナウイルス感染症への市の対応(令和2年4月8日現在)(小平市)
・保育の提供の縮小について(利用自粛の要請)(小平市)
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