西東京市で医師会運営の「発熱外来」開設 武蔵野徳州会病院で予約患者を診療
西東京市医師会(指田純会長)は4月28日から、医師会独自の「発熱外来」を始める。市内の武蔵野徳州会病院(向台町3-5-48)に開設し、平日の午後1時から3時まで、予約患者だけを診療する。6月30日までの予定。新型コロナウイルス感染症の医療体制確保と感染拡大防止などを図るため、西東京市も財政面で支援する。
診療するのは西東京市民で(1)発熱を含む風邪の症状が4日以上続いた(2)高齢者や、糖尿病、心不全、喘息など基礎疾患があり、症状が2日以上続いた(3)かかりつけ医が必要と認めた、などの方々。
受診するにはかかりつけ医からの紹介か、武蔵野徳州会病院に問い合わせて電話予約する。予約は平日が午前9時~午後5時、土曜日は午前9時~正午まで。電話は042-465-0700(代表)。
西東京市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・丸山浩一市長)が27日の協議で発熱外来の運営支援を決めた。
東京都のまとめによると、西東京市の感染患者は26日時点で30人。多摩26市で5番目に多い。市内でも診察した患者がコロナ陽性と分かって休診したケースがあり、発熱症状の外来患者受け入れに苦慮する医院が少なくないことなどが、発熱外来開設につながった。
(北嶋孝)
【関連情報】
・西東京市医師会(HP)
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