西武バスが67年ぶりに新デザイン ひばりヶ丘駅北口に5月から発着
西武バス(本社・埼玉県所沢市)は、路線バス車両のカラーデザインを67年ぶりに刷新した。西武グループのブランドカラーである「青」を基調に、クロスのデザインに装いを変えた。新座営業所管内は新車両を5月から導入し、ひばりヶ丘駅北口に出入りしている。滝山営業所管内は6月から新車両1台の運行を始めた。
新車両の外観デザインは、西武グループのブランドカラーである「青」や「緑」を基調に、鉄道とバス路線が織りなす交通網を表現。これまでにない斬新なデザインになっている。外観と合わせ車内座席のシートもリニューアルした。
西武バスによると、今回のデザインは、畠浩之氏(有限会社アドウィング)と社内の若手社員など8人のプロジェクトチームが検討。愛称の「S-toty」(エストリー)とともに誕生した。今後は、新デザインの車両のPV制作や特設サイトでのプロモーション活動も実施。最新安全装置EDSS(ドライバー異常時対応システム)の搭載により、快適性、安全性も向上したという。
新車両は5月から新座のほか練馬、上石神井、小平営業所などに導入。6月から滝山営業所、立川営業所管内でも運行が始まった。滝山営業所管内は6月下旬にもう1台、8月にさらに1台追加する予定。全体で、今年度内に約40台を導入する計画という。
西武バスは「お客さまからは、かっこいい、かわいいなどの、今までとは違う反応をいただいています」(業務管理部)と話している。
(梶山るみ)
【関連情報】
・新カラーリングデザイン車両の運行を開始!(西武バス)
・「S-tory」特設Webサイト(西武バス)
【筆者略歴】
梶山るみ(かじやま・るみ)
東京都江戸川区生まれ。ひばりが丘在住。ダンスと油絵、ワインが趣味。
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