西武バスが67年ぶりに新デザイン ひばりヶ丘駅北口に5月から発着

投稿者: カテゴリー: 暮らし オン 2020年6月9日

ひばりヶ丘駅北口に止まる新車両(5月31日午前11時38分)

 

 西武バス(本社・埼玉県所沢市)は、路線バス車両のカラーデザインを67年ぶりに刷新した。西武グループのブランドカラーである「青」を基調に、クロスのデザインに装いを変えた。新座営業所管内は新車両を5月から導入し、ひばりヶ丘駅北口に出入りしている。滝山営業所管内は6月から新車両1台の運行を始めた。

 新車両の外観デザインは、西武グループのブランドカラーである「青」や「緑」を基調に、鉄道とバス路線が織りなす交通網を表現。これまでにない斬新なデザインになっている。外観と合わせ車内座席のシートもリニューアルした。

 

座席シートも新しいデザインに変わる(西武バス・リリースから)

 

 西武バスによると、今回のデザインは、畠浩之氏(有限会社アドウィング)と社内の若手社員など8人のプロジェクトチームが検討。愛称の「S-toty」(エストリー)とともに誕生した。今後は、新デザインの車両のPV制作や特設サイトでのプロモーション活動も実施。最新安全装置EDSS(ドライバー異常時対応システム)の搭載により、快適性、安全性も向上したという。

 新車両は5月から新座のほか練馬、上石神井、小平営業所などに導入。6月から滝山営業所、立川営業所管内でも運行が始まった。滝山営業所管内は6月下旬にもう1台、8月にさらに1台追加する予定。全体で、今年度内に約40台を導入する計画という。

 西武バスは「お客さまからは、かっこいい、かわいいなどの、今までとは違う反応をいただいています」(業務管理部)と話している。
(梶山るみ)

 

【関連情報】
・新カラーリングデザイン車両の運行を開始!(西武バス
・「S-tory」特設Webサイト(西武バス

 

【筆者略歴】
 梶山るみ(かじやま・るみ)
 東京都江戸川区生まれ。ひばりが丘在住。ダンスと油絵、ワインが趣味。

 

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