来年度から西東京市立中学校全校に特別支援教室 保護者・市民向け説明会が7月30日から3回
2021年度から西東京市立中学校9校すべてに特別支援教室が開設されることになり、保護者・市民向け説明会が7月30日、8月1日、3日の3回にわたって開かれる。教室開設の狙い、支援内容などを市教育委員会が説明。終了後に個別相談も受け付ける。
市教委によると、市立小学校には特別支援教室が開設済み。中学校は通級指導学級が田無第二中学校、明保中学校の2校に設置されている。東京都教育委員会が打ち出した来年度の都内公立中学全校開設に合わせ、教室改修工事や備品購入などの環境整備を進めてきた。
東京都の導入ガイドラインによると、対象となるのは通常の学級に在籍し、発達障害がありながらも知的障害のない生徒。特別支援教室の目標として(1)可能な限り多くの時間、在籍学級で他の生徒とともに学校生活を送る(2)すべての生徒に分かりやすい授業を実施(3)相談機能の充実によって生徒の心理的安定を図る、などを掲げている。
説明会は、7月30日午後4時から明保中、8月1日午前10時から田無第二庁舎4階会議室、3日午後4時から田無第二中。各回とも約1時間を予定。申し込み不要。定員は各回とも20人(先着順)となっている。
(北嶋孝)
【関連情報】
・中学校特別支援教室 保護者・市民向け説明会を開催します(西東京市Web)
・「中学校における特別支援教室の導入ガイドライン」を作成しました(東京都教育委員会)
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