順天堂大学練馬病院が通常診療を再開へ 11月9日から新規の外来と入院も

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス オン 2020年11月6日
通常診療を再開する順天堂大学医学部附属練馬病院

 新型コロナウイルスの集団感染が9月と10月に発生した練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院(児島邦明院長)は11月6日、練馬区保健所の立ち入り検査を終え、11月9日から通常診療を再開すると発表した。9月30日から控えていた外来診療や入院が40日ぶりに始まる。

 

 最初の集団感染は7階の病棟で9月28日に始まり、医師、研修医、看護師、技師、入院患者ら計60人が感染が判明した。10月10日以降に新たな感染は発生していないという。
 2度目は10月16日、5階病棟で感染が発生し、看護師、技師、患者ら計6人の感染が確認された。同病棟の職員、患者らに3回のPCR検査を実施し、6日に全員の陰性を確認した。

 

 10月末には当該病棟以外の職員639人のPCR検査を実施して全員の陰性を確認した。最初の感染が分かった9月28日から11月5日まで、病院が実施したPCR検査は3143件に上った。

 

 同病院の児島邦明院長はホームページに掲載した「報告」のなかで、今後は「引き続き基幹病院として、皆さまに安心・安全な医療隊を提供できるよう尽力してまいります」と述べている。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・職員における新型コロナウイルス感染症発生のご報告(第7報:最終)(順天堂大学医学部附属練馬病院
・順天堂大学医学部附属練馬病院 新規の外来診療および入院を再開(11月9日から)(練馬区

 

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順天堂大学練馬病院が通常診療を再開へ 11月9日から新規の外来と入院も」への3件のフィードバック

  1. 1

    文章中の陽性と陰性が逆になってます

    • 2

      ご指摘、ありがとうございました。すぐに訂正しました。今後とも肝に銘じ、注意いたします。(北嶋孝)

  2. 3

    文中の陽性と陰性が逆になった箇所がありました。お詫びして訂正します。執筆途中で修正した箇所に反映漏れがありました。確認が不十分でした。(北嶋)

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