前逗子市長の平井竜一氏が立候補表明 来年2月の西東京市長選
任期満了に伴う来年2月の西東京市長選挙に、神奈川県逗子市で3期市長だった平井竜一氏(54)が11月26日、立候補を表明した。市内のコール田無で開かれた記者会見で「市民との対話を重ね、市民、行政、事業者らが力を合わせれば西東京市はもっとよいまちになる。市政を変えたいと願う市議らの熱い思いを受け、しがらみのない私だから出来ることがあると考えて立候補を決めた」と述べた。(写真は、記者会見で決意を語る平井竜一氏)
平井氏は基本姿勢として(1)コロナ危機を克服するリーダーシップ(2)職員とともに現場主義を貫く(3)市民とともにつくる将来ビジョンに基づいたまちづくり、を挙げた。
具体的なコロナ対策として、PCR検査の拡充を訴え「国や都の対策では不十分。安心して暮らせる、働ける環境を整えたい」と述べた。感染防止と雇用継続を訴え「すべての働く人を守る」と話した。
「情報公開日本一」と言われた逗子市長を3期12年経験しただけに、コロナ感染の現状が分かりにくいのも気になる。「正確な情報をもっと徹底して公開できるようにしたい」と訴え、質問に答える形で「市政の情報は市民のものという考えを徹底するのが第一歩」と話した。市政を進めるに当たって「市民との対話」を掲げ、webを活用した「オンラインしゃべり場」や「青空カフェ」などを設けると説明。「まちづくりを本気で話し合いましょう。おもしろくて楽しく、誇れるまちにしましょう」と語った。このほかSDGs(持続可能な開発目標)を進め、「環境みらい都市」をめざす、と述べた。
擁立の中心になったのは無所属の市議3人。会見の司会を務めた納田里織氏のほか、森輝雄氏と田村広行氏。市民団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める西東京市民連合」は基本政策で合意し、協定を結んで会見に参加した。立憲民主党は現在、地元支部が東京都連に推薦を依頼中。西東京・生活者ネットワーク、日本共産党にも支援を働きかけているという。
会見が終わったあと、平井氏らは午後5時過ぎから街頭に立った。田無駅北口の広場で、立候補を働きかけてきた無所属の市議、市民団体、支持を表明した立憲民主党の市議らとともに、早速「第一声」を上げた。
平井氏は横浜市生まれ。小学校2年の時に逗子市に移った。早稲田大学を卒業後、民間会社に勤務。31歳で逗子市議に(3期)。2006年12月、40歳で逗子市長に当選、3期12年務めた。4期目に挑んだ2018年の市長選で敗れたあと、公民連携に関するコンサルティング活動を進める団体の事務局長を務めていた。
(北嶋孝)
【関連情報】
・西東京市長選挙立候補表明記者会見ライブ(pscp.tv)
・平井竜一公式サイト「こんなもんじゃないぞ! 西東京市」(HP)
対抗馬が出ることは、大いに歓迎したい。市民・有権者には、選択の余地で生まれるから。
ただ、地元に縁もゆかりもない人物には、一抹の不安を覚えるのは私一人ではなかろう。
更には、支援者の顔ぶれにも……。街づくりの現状に対して、一体どのような問題意識を持ち、どのような対策を講じるのかを知りたいものある。
平井氏による逗子市政財政緊縮策の内容を西東京市議の3人の方はよく理解された上で、平井氏を西東京市長に相応しいと判断されたのであろうか?おそらくこれらの方々は、もし西東京市で同じ財政緊縮策が行われたとしたら、真っ先に反対・抗議運動の先頭に立たれたと思う。
平井氏を推薦されている西東京市議の方々は逗子市長選での平井氏の敗因をきちんと分析されたのであろうか?
今の市政に不満があるからこそ有効な一票を、流れを変える候補者に投じたい。しかし、平井氏は正直言って対立候補側から見たら、突っ込みどころ満載だ。結果はミエミエだ。
森さん、あなたがなぜ自ら立候補しなかったのだ!
健康状態!?
年齢!?
そんなの何とかなる。
実に残念だ!
政治とは理念だけで空回りしたら、自滅だ!
善戦であっても負けたら全てだ!
相手を有利にさせる選挙戦に加担したくはない。
それはエネルギーの無駄だ!
ごめんなさい。
訂正します。
「政治とは理念だけで空回りしたら、自滅だ!」
↓
「政治は、理念だけで空回りしたら、自滅だ!」
あえて敵に塩を送るような策をなぜやろうとするのか、とにかく理解に苦しみます。
平井氏は政治家を続けたいのなら、これまでの自らの反省をもとに当地の一市議としてまずしっかりと汗をかき貢献していただいてから、つぎの身の振り方を考えてもらいたい。