小平市が五輪の集団観戦中止を決定 学校連携観戦とコミュニティライブサイト
小平市は6月25日、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことから、地元の小中学生が東京五輪・パラリンピックを観戦する「学校連携観戦プログラム」への参加を見送るとともに、市内公共施設で実施予定だった大型画面による競技観戦「コミュニティライブサイト」の中止を決定した、と発表した。(写真は、小平市のホームページより)
学校連携観戦プログラムは感染リスクに対する懸念から、首都圏で中止する自治体が相次いでいる。小平市は公立小学校5年生から中学校3年生までの約7400人の参加に向けてバスによる移動計画などを進めてきたが、児童・生徒や引率する教員らの安全を第一に考えて参加を見送ることにした。
また東京都をはじめ各自治体は大型スクリーンで競技の生中継を集団観戦するパブリックビューイングの中止を決定している。小平市はルネこだいらや小平市民総合体育館で入場者数を制限したうえでの競技観戦を予定していた。規模の縮小や実施方法の変更を検討したが、安全に実施することは困難と判断して中止を決定した。
(片岡義博)
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