「世界で起きている問題は、あなたにつながる」 女性のための講座が参加者募集 谷戸公民館主催、保育あり
西東京市の谷戸公民館主催「これだけは知っておきたい! 身近な世界を知る講座」(全10回)が10月から始まることになり、参加者を募集している。SDGs、外国人労働者、ミャンマーで起きていること、難民、イスラム社会と女性など、遠くに見える主題を身近に知る試み。子育て中の女性ために保育も可となっている。
この事業は「女性のための講座」として企画された。西東京市のホームページに掲載されたお知らせでは「世界で起きている問題は、あなたにつながる問題です」と切り出し、「世界で今起こっている問題を一緒に考えてみませんか? 『ミャンマーの人たち、どうしてあんなに怒っているの?』 子どもたちに聞かれたらあなたは何と答えるでしょうか。目の前のことに忙しいあなた、視野を広げてみませんか」と呼び掛けている。
対象は西東京市在住・在勤・在学の女性。保育利用は西東京在住者のみとなる。
定員は15人。申し込み多数の場合は抽選。会場は谷戸公民館(西東京市谷戸町1-17-2)。今年10月7日から12月9日まで、毎週木曜日午前10時から11時45分までの全10回の予定。
講師陣は多彩な専門家がそろう。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授 ・認定特定非営利活動法人日本NPOセンター代表理事の萩原なつ子さん、都立日比谷高校・西高校講師、慶応大講師の新堀毅さん。「ミャンマーの女性とクーデター」を語るのは京都精華大学准教授のナンミャケーカインさん。このほか難民、カカオ農園、イスラム社会とジェンダーなどもそれぞれ専門家が担当する。
申し込み締め切りは9月16日(木)正午。9月30日(木)午前に保育説明会を予定している。
問い合わせと申し込みは谷戸公民館まで。電話:042-421-3855、メールアドレス:yato-kou@city.nishitokyo.lg.jp
(北嶋孝)
【関連情報】
・谷戸公民館主催 女性のための講座(保育あり) 「これだけは知っておきたい!身近な世界を知る講座」(西東京市Web)
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