
冬枯れの小金井公園を彩るソシンロウバイ【Photo歳時記】
晩冬の小金井公園を歩くと、冬枯れの木々と落ち葉のなか、ひときわ鮮やかな黄色が目を引いた。満開のソシンロウバイ(素心蝋梅)だ。(写真は、満開のソシンロウバイ。1月27日午前10時半)
散策する人々が立ち止まり、香りをかぎ、スマホを構える。梅園の中にあり、その名前からウメの一種だと思っていたが、バラ科のウメではなく、ロウバイ科に属するそうだ。
「江戸東京たてもの園」前で100本ほどの紅梅・白梅が見ごろを迎える「梅まつり」は、立春を過ぎた2月中旬から。ひと足先に「古城の春」が白い花を咲かせ、間近い春の訪れを告げている。
公園のここかしこにモグラ塚を見かける。エサを求めて地中を掘り進むモグラが地上に押し上げた土の小山だ。こちらは春を待たずに、冬の間もせっせと私たちの足の下で立ち働いている。
(片岡義博)
【関連情報】
・都立小金井公園(twitter)
Latest posts by 片岡義博 (see all)
- 昭和記念公園のチューリップが見ごろ【Photo歳時記】 - 2022年4月15日
- マスクを着けない子どもを差別しないように 請願採択受けて小平市がガイドライン改定 - 2022年4月15日
- うつ病治療のクラウドファンディングが成立 国立精神・神経医療研究センター - 2022年4月3日
(Visited 194 times, 1 visits today)