ひばりが丘団地のサトザクラ「鬱金」咲く(Photo歳時記)
桜の季節は終わったと早合点してはいけない。種類の多いサクラだけに、遅咲きの品種が西東京市内でも咲いている。ひばりが丘団地の東側に、淡い黄緑色の花びらが特徴のサトザクラ「鬱金」(ウコン)がいま満開だ。(写真は団地に咲く鬱金。4月13日午後撮影)
変わったサクラだと聞いていた。現地に行くと、確かによく見かけるサクラとは違う。花びらは、お馴染みのピンクではない。花心は薄紅色だが、白地の花びらは黄と緑でうっすら染まっている。離れて見ると、樹木全体が緑っぽい。
サトザクラは、オオシマザクラを基に生まれた栽培品種。山に自生するヤマザクラなどと対比し、サトザクラ(里桜)と呼ばれ、鬱金もその一種。色合いが珍しいので愛好者が多いという。
団地を管理するURコミュニティ北多摩住まいセンター(立川市曙町)によると、団地内のサクラは約90本。品種は不明だが、同センターで植栽を管理している。花壇は団地自治会が引き受けているという。
(北嶋孝)
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