
コロナワクチン4回目接種スタート 60歳以上や基礎疾患のある計6万6500人対象
西東京市は5月25日、新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種券を発送し、市内の集団接種会場などで接種を始めた。対象となるのは、3回目接種済みの市民のうち、60歳以上の5万9,000人。さらに18歳以上60歳未満で基礎疾患があると推計される7,500人を加えた計6万6,500人を見込んでいる。(写真は、集団接種会場の一つとなるエコプラザ西東京)
市健康課によると、60歳以上の市民は接種券が届き次第、3回目接種から5ヵ月以降の日を予約できる。さらに18歳以上60歳未満でも、慢性の呼吸器疾患、高血圧を含む心臓病、腎臓病、肝臓病などがあったり、重症化リスクが高いと医師が認めたりする場合は4回目接種の対象となり、事前申請すると接種券が発送される。(詳しい基礎疾患は次の図を参照)
4回目の集団接種会場は、西東京市役所田無庁舎、エコプラザ西東京、南町スポーツ・文化交流センター「きらっと」の3カ所と、市内の5病院(佐々総合病院、田無病院、武蔵野徳洲会病院、西東京中央総合病院、保谷厚生病院)。このほか市内診療所・クリニックでも予約、接種できる。専用予約サイトで申し込むか、市の新型コロナワクチンコールセンター(電話03-5369-3904)に申請する。
使用するワクチンは2種。ファイザー社製は市内の病院や市内診療所・クリニックで、武田/モデルナ社製は主に集団接種会場で使うという。
健康課によると、接種券や予診票などの印刷、発送業務はこれまでと同じ東洋紙業(本社大阪市)に委託した。同社は今年3月、独占禁止法違反の談合を重ねたとして公正取引委員会から排除措置命令を受け、課徴金納付を命じられた。このため西東京市も同社に対し、一般競争入札を3ヵ月間、指名停止すると決めた。しかし4回目の接種券などを期限内に印刷、発送できる他の業者が見つからなかったなどから「やむを得ない」として同社と随意契約を結ぶ方針を明らかにしていた。
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