3回目のワクチン接種は12月スタート 医療従事者から始め年明けから本格実施へ
新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目接種)が国の方針として決まったことを受けて、西東京市の実施体制が固まった。2回目から原則8ヵ月以上経過した18歳以上が対象。12月は医療従事者から始まり、年明けに高齢施設入居者らも対象に加わって動き出し、7月まで続く見通し。集団接種会場は市役所田無庁舎とエコプラザ西東京の2ヵ所。個別には市内の病院や診療所・クリニックでも接種できる。(写真は、追加接種会場の一つに予定されるエコプラザ西東京)
市健康課によると、12月に3回目接種が予定される医療従事者は約2000人、来年1月には高齢施設入所者らも加わって約5000人、2月以降は2万人~3万8000人が7月まで続き、計16万2000人が接種を受ける想定となっている。
接種予定の前月に、クーポン券(接種券)とお知らせ(案内状)が対象市民に郵送される。追加接種はファイザー社のワクチンを使用する。
詳細は12月1日発行の「広報西東京」に掲載予定。
問い合わせなどは、西東京市新型コロナワクチンコールセンターまで(電話:03−5369−3904)。受付時間は午前8時30分〜午後7時(日・祝日を除く)。
事業費は、案内や接種券の印刷代、集団接種の運営委託費など約13億8900万円。11月16日の西東京市議会第4回臨時会で、ワクチン追加接種などを盛り込んだ一般会計補正予算案(第6号)が全会一致で可決された。
(北嶋孝)
【関連情報】
・追加接種(3回目接種)についてのお知らせ(厚生労働省)
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事業費が「約1億8900万円」とありましたが、「約13億8900万円」の誤りでした。数字を読み違え、確認が不十分でした。お詫びして訂正します。(北嶋)