冷蔵保管期間過ぎたワクチン、3人に誤接種 「健康被害なし」
西東京市は10月21日、市内の医療機関が冷蔵保管期間を6日間過ぎた新型コロナウイルスのワクチンを誤って3人に接種していたと発表した。コロナワクチンの誤接種は昨年6月の接種年齢の誤りから計21件目となる。
発表によると、ファイザー社製のワクチンは冷蔵時の保管期限が1ヵ月となっているのに、6日間超過したワクチンを3人に接種した。医療機関が3人に謝罪、経緯などを説明した。現段階で3人に健康被害はないという。
医療機関は今後、ワクチンの使用期限・冷蔵保管期限を、冷蔵保管場所に明確に記載して管理。再発防止に努めるという。
市健康課は、ワクチン配送時に配布する情報提供シートを見直すほか、医師会を通じて各医療機関に誤接種発生事例を周知、共有する方針。
(北嶋孝)(写真は、本件事例ではありません)
【関連情報】
・新型コロナウイルスワクチンの誤接種について(西東京市Web)
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